吉池浩美さんに教わる77つのオリジナルチャイレシピ。第1回目は基本中の基本、プレーンチャイ(インディアンミルクティー)です。
材料と分量
大きめのポット1つ分(カップ2〜3杯)
tsp=ティースプーン
- 水…140cc
- 茶葉(ディンブラ、ウバ、ルフナ、アッサムがオススメ)…tsp中盛り2(4〜5g)
- 牛乳…210cc
- 砂糖…tsp1
作り方
- 片手鍋に水を入れ、沸騰したら茶葉を入れて、1〜2分強火にかける
- 茶葉が完全にひらいたら、牛乳を勢いよく注ぎ、鍋のフチに小さな泡が出てきたら一度十字を切るようにかき混ぜる
※何度もかき混ぜると苦味が出てしまうので注意! - 沸騰直前で火を止め、砂糖の入ったポットに茶葉をこしながら注ぐ
コクのあるチャイ(インディアンミルクティー)の出来上がり!お好みで甘くしてどうぞ。
チャイってなに?
みなさん、”チャイ”と聞くとどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
実はチャイとは正式には”茶”を意味する言葉、ロシア語、ペルシア語、トルコ語ではお茶のことを”チャイ”と言い表します。
でも、きっとみなさんが思い浮かべるのは、スパイスと茶葉をミルクで煮出して甘くして飲むものだと思います。
インドとチャイ
チャイと聞くとインドを思い浮かべる方は多いと思います。インドではどのようにチャイが飲まれているのでしょうか?
暑い国インドですが、チャイを含めお茶を冷たくして飲むことはありません。温かいお茶を飲むことで汗を出して体温調節をするそうです。
また、インドではチャイに入れるスパイスとして
カルダモン→体を沈静化させる作用
ジンジャー→発汗作用
ブラックペッパー→消化作用
が多く使われます。
スパイスと甘さで汗を出しながらも、しっかりと水分補強をする。そう!チャイはインドの人々にとってはとても理にかなっている飲み物なんです。
チャイにぴったりな茶葉は?
チャイは良質の大きな茶葉よりも、小さくて細かい茶葉が使われることが多く、小さい茶葉で作った方が味とコクのある美味しいチャイができます。また、チャイにした時に色がしっかり出ることもポイントの1つになってきます。
種類としてはスリランカのディンブラ、ウバ、ルフナ、インドのアッサムなどがオススメ。
チャイは香りよりも、味と色を楽しむ飲み物。香りはスパイスによって楽しみます。
Chai★77スタート
今日から毎週土曜日に私が考えたオリジナルチャイのレシピを紹介します!
私が紅茶屋になろうと思ったきっかけはチャイ(ミルクティー)にあります。きっかけについては、いつかどこかでお話できれば・・・
チャイのレシピなら次から次へと浮かんできます。
家族や友人との楽しい時間のお供に、ほっと一息つきたい時に、気分転換したい時に、読書や音楽鑑賞のお供に・・・みなさんのライフスタイルにぜひチャイを取り入れていただけたらうれしいです。