今年も残すところわずかとなってきました。ということは、もうすぐクリスマス!クリスマスにぴったりのスワッグを、ドライのハーブで作ってみませんか。
最近よく見かけるスワッグは、ドイツ語で「壁飾り」の意味。クリスマスの伝統的な飾りとして、リースとともに人気です。とても簡単にできますので、リースはちょっと難しそう......という方も、ぜひ挑戦してみてください。
ユーカリのスワッグ
ユーカリなどの常緑樹は、一年中緑色をしていることから、西洋では「永遠の命の象徴」とされています。家族が来年も元気で過ごせますようにという意味を込めて、リースやスワッグによく使われます。また、ユーカリなどの香りの強い葉は、邪気を払うとも考えられ、魔よけとしての意味もあります。
材料は、お好みのドライハーブ(写真のドライハーブは、左からピンクペッパー、レモンリーフ、ユーカリ、オレガノ、ローナス)、園芸用はさみ、ワイヤーのたったこれだけ!
ハーブを好きな形に束ね、ワイヤーで根元をしっかり固定します。根元の茎が長ければ、はさみでカットします。根元のワイヤーの部分に麻紐やリボンを巻いてもおしゃれです。(ドライハーブは、花や葉がこぼれやすいので、新聞紙を敷いて作業するのがおすすめです。)
スワッグはクリスマスだけでなく、一年中飾っておけますので、いろいろなハーブや花、木の実などで楽しんでみてください。
ブーケ風にアレンジ
スワッグを、ペーパーや麻布で巻けば、ブーケ風に。そのまま飾るのもよし、お友達へのプレゼントにも最適です。
写真左は、芍薬、ベルガモット、月桃をスワッグに。芍薬や月桃など、アジアのハーブは、シックで大人な印象に仕上がります。写真右は、ミント、ヤロウ、バラの実。ミントのさわやかな香りで、気分もリフレッシュ。
ブーケ風にアレンジする場合は、スワッグを少し小さめに作るとかわいく仕上がります。
かごに入れてインテリアに
ラベンダーや大麦、亜麻などのスレンダーな花やハーブなどは、かごに無造作に入れておくだけでも、お部屋のインテリアになります。ラベンダーの良い香りがふわっと漂い、寝室に置いておけば、ぐっすりと眠れそうですね。スターアニスを少し散らしておけば、おしゃれ度もアップ!
また、ドライハーブは、花がこぼれやすいものがあります。こぼれてしまったものは、一輪挿しとして飾るのもおすすめです。
ドライハーブで作るスワッグ、いかがでしたでしょうか。
夏に花を収穫し、乾燥させる多くのドライハーブは、実は秋~冬にかけてが一番きれいな時期です。ネット通販などでも購入できますので、お気に入りのドライハーブを見つけてみてください。
それでは、素敵な12月をお過ごしください。引き続き、来年もよろしくお願いいたします。