ちょっとしたレストランや薬膳スイーツのお店、小籠包屋さんなどでも白きくらげと蓮の実を甘いシロップで煮たデザートをよく見かけます。
「銀耳蓮子湯」とか「白木耳蓮子湯」とかそんな感じの名前です。
独特の食感の白きくらげとお豆のようなほくほく食感の蓮の実。
白きくらげはコラーゲンを含み美肌効果も期待できる食材。
楊貴妃も好んで食べていたと言われています。
食感のおもしろさと薬膳としての効能も期待できそうで、見かけるとこれまた注文したくなるお気に入りのおやつです。
材料さえ揃えばあとは煮るだけ。とても簡単なので作ってみました。
温かいままでも冷やして食べてもおいしいです。
日本でももちろん手に入る食材ですが、台湾を訪れた際は乾物街の「迪化街(ディーホアジエ)」を散歩しながらぜひ揃えてみてください。手ごろな値段で手に入りますよ。
白きくらげと蓮の実の薬膳デザートスープ
材料と分量(約4人分)
- 白きくらげ…10g
- 蓮の実…40g
- クコの実…大1個
- なつめ…4個
- 水…700cc
- 氷砂糖…60g
※分量はすべてお好みで構いませんが、目安として今回作った量を載せておきます
作り方
〈準備〉※使用する水は分量外です
- 白きくらげはよく洗い、水に30分程度つけておく。やわらかくなったら、さらによく洗い、石づき(黄色いところ)を取り除き、一口大にちぎっておく
- 蓮の実は洗った後お湯に一時間以上つけた後、一度茹でこぼしておく
- なつめ、クコの実も洗った後、水につけておく
- 鍋に水、白きくらげと蓮の実、なつめを入れ、約一時間煮る
- 火を止めて氷砂糖、クコの実を入れ、氷砂糖が溶けたら完成
- お好みで甘みを調整してください
Point!
さらにアレンジとして、レモンや少し濃いめに抽出した中国茶、杏や金木犀のお酒など加えてもおいしいです。