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日常に根付くベジタリアン食 からだがよろこぶ台湾自然派食堂

大人女子的台湾生活
日常に根付くベジタリアン食 からだがよろこぶ台湾自然派食堂

你好!コバシイケ子です。
3月の台湾も暦の上では春。山の上には桜が咲き、旬のフルーツは苺。苺のスイーツが今は盛り上がりをみせています。でもまだまだ連日気候は不安定で上着なんて必要ないわ!みたいな日もあれば着込んでいても震えてしまうような日もあり、旅行に来る方は直前の天気予報がやはりいちばん信頼できますよ。ただ、台湾はほぼ春と秋がないとも言われていて、ある日突然夏がやってきますのでそろそろ心の準備が必要かな、とも思っています。

さて、今回はわたしが最近気に入っている台湾の自然派食堂をご紹介します。
台湾の食のイメージとしては小龍包に牛肉麺、夜市で食べるB級フードなどなどの粉ものや揚げ物、結構どっしりしたものをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
もちろんわたしも大好きで食べ歩いたりもしますがそればかりだと体が色んな意味で大変なことになってしまいます。そして基本的には野菜も、いやむしろ野菜が大好きなので不足してくるとものすごーく欲します。
そんな時に台湾って素晴らしいな、って思っているポイントなのですがベジタリアン食の「素食」と呼ばれる料理専門の食堂や有機野菜をふんだんに使ったレストランなどが実は充実してるんです。しかもお値段もリーズナブルなので本当に生活に根付いている感じ。

今回、トップの写真に使ったのはチェーン店で台北市内にも何店舗か支店を持つ「明德素食園」。
以前わたしのブログ内でもご紹介したことがあるのですが本当に愛用していてわたしの台湾生活には外せないお店です。ビュッフェ形式で自分で好きなおかずを選び、お弁当として持ち帰ることも出来ます。

明德素食園
住所:台北市大同區承德路一段1號B3 (台北駅直結 京站 B3Fフードコート内)
電話:02-2559-5008
営業時間:11:00~21:30

ちょっとゆっくりのんびりしたいな、というときはカフェスタイルのお店を利用。中でもお気に入りは「OOH CHA CHA」というオーガニックカフェ。

OOH CHA CHA

写真のようなオーガニック素材を使用したおしゃれなベジタリアンプレートメニューをいただける他にロースイーツも楽しめるんです。

ちなみにこの日いただいたのは「就是要吃飯」という名のプレートなのですが、真ん中の赤いのは生姜とビーツ、雑穀などを使用して作ったミートボール風。それにお味噌とゴマを使用して作ったソースをかけていただきます。お米は玄米、手前のキムチも生姜の風味が効いています。どれも味付けもしっかりしているのでとても満足感がありました。日本人の口にも合う感じの味付けです。

そして食後はもちろんスイーツ。旬の苺を使ったロースイーツなのですが見た目もとっても美しいですよね。

旬の苺を使ったロースイーツ

動物性食品を使わなくともこんなにも口当たりなめらかでおいしいスイーツが作れるんだな、とここでこのケーキを食べるといつも感動します。日本語メニューはありませんが英語併記で使っている素材が書かれているのでイメージしやすいと思います。ちなみに注文はカウンターで行ないます。

OOH CHA CHA
住所:台北市中正區南昌路二段207號
電話:02-2367-7133
営業時間:10:00~21:00

そして最後はこちら「TINA 蕃薯藤自然食堂」。
お肉、お魚も扱っているので100%ベジタリアンというわけではないのですが美味しい有機野菜がもりもり食べられるビュッフェです。同世代で食の趣味が合う、働く台湾人女子に教えてもらったお店です。

TINA 蕃薯藤自然食堂

このお店はまず店内の雰囲気が素敵。窓が沢山あるので日中は自然光たっぷりでそれだけで気持ちがいい。台北當代工藝設計分館という施設の5階にあるのですがこの建物自体が以前国立台湾科学教育観という建物をリノベーションしたものでとても雰囲気があるんです。

国立台湾科学教育観という建物をリノベーション

1階はMIT(Made in Taiwan)の雑貨などを扱うショップになっていて、商品のセレクトもなかなか。種類も豊富にあるので欲しいものがきっと見つかるのでは、と思います。
まだガイドブックなどでも紹介されているところをあまりみたことがないのでわたしの密かなおすすめスポットです。

さて、ビュッフェですがこちらで使用している有機野菜はすべてこのレストランの自家農園で栽培されたもの。品質にはかなりこだわっていて生き生きとした野菜が本当においしい。特にサラダバーがおすすめです。台湾は野菜料理はあっても火を通したものが圧倒的に多く、もちろん油もたっぷり、ということも多いのでこうして安心安全な生野菜を思う存分食べられるここは定期的に訪れたい場所となっています。ちなみにランチで440元。日本円で1700円前後。朝8:30~10:30までは朝食もやっているみたいなので早起きして美味しい野菜をたっぷり食べる朝も素敵だな、といつの週末に組み込もうかとわくわくしながら考えています。

TINA 蕃薯藤自然食堂 台北植物園店
住所:台北市中正區南海路41號5F
電話:02-2388-4188
営業時間:モーニング8:30~10:30(169元)、ランチ11:00~15:00(460元)、アフタヌーンティ15:00~17:00(295元)、ディナー(土日祝のみ)17:30~20:30

お知らせ:わたしのブログがアメブロの公式になりました!日々台湾情報を更新していますのでよければご覧になってみてください。ではまた来月!
「TAIWAN IKEKO」
http://ameblo.jp/taiwanikeko/

トラベルライター&台湾ブロガーコバシイケ子
2011年にはじめて台湾を訪れてから、懐かしさと新しさが入り混じる独特の雰囲気、ゆるさ、旅行だけでは食べつくせない幅広い食のバリエーション、薬膳をはじめとした食文化に魅せられ頻繁に通いはじめる。

2016年、ブログ「TAIWAN IKEKO」を開設。

現在ameba公式トップブロガーとして日々台湾情報を発信中。
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