季節の手仕事は、心を穏やかにしてくれる「こころのお手入れ」の1つです。9月に入り出回り始めた栗で、今年は「栗仕事」に挑戦してみませんか。
栗仕事と言えば、栗の渋皮煮が定番ですが、今回はほっこりとしたきれいな黄色の栗の甘露煮を作ってみましょう。
栗の甘露煮
栗の甘露煮は作っておくと、お茶請けやアイスに添たり、ケーキにトッピングしたり、おやつにして楽しむことができます。
そのまま食べるのはもちろん、私は栗の甘露煮をザクザクと切り、カスタードクリームと混ぜ合わせ、パイで挟んで美味しいお茶と一緒に食べようと思っています。
薬膳スタイリストCHIAKIさんが教えてくれた薬膳栗きんとんもおすすめ。
秋のぜいたく薬膳食材「栗」で夏の疲れを癒す
美味しい栗で夏疲れを癒せるってご存知でしたか?漢方スタイリストのCHIAKIさんが、栗の効果効能と、かんたんに手作りできる「薬膳栗きんとん」の作り方をご紹介。
材料と分量
- 栗(鬼皮付き)…500g
- くちなしの実…1個
- 水…400ml
- 砂糖…250g
作り方
⑦別の鍋に砂糖と分量の水を入れて蜜を作る
栗の皮むきが大変…という方は、栗の皮を剥く専用のカッターがあります。
この時期、一般のスーパーではくちなしの実が販売されていません。お近くの製菓材料店で探す、もしくは、ネットで購入するのが確実です。
いかがでしたか?
栗きんとんや、昔ながらのモンブランに飾られている黄色い栗は、くちなしの実で色をつけているんです。
こんなことが、わかるのも手仕事の良さ。
季節を楽しむ「季節の手仕事」。大人になった今だからこそ、大切にしたい習慣ですね。