今月のCheRish Brun.のテーマは「私のためのひとてま」です。
毎回、季節や体調に合わせたブレンドティーを紹介してきましたが、今回は、自分だけのブレンドティーを作ってみるをテーマに、ほんの少しのひとてまで、とても美味しいブレンドティーができるコツを紹介したいと思います。
ブレンドティーって難しい、自分で作ると美味しくないなどの理由から、なかなか自分でブレンドする機会がないのではないでしょうか。
ちょっとしたコツをつかめば、おうちでも簡単にブレンドすることができますので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。
ブレンドティーは、飲む時だけでなく、作っている時にも癒しを感じることができます。
茶葉を量る、茶葉をかき混ぜる、茶葉の香りや色を確かめる、何気ない作業にも癒しはあると思います。
ぜひ、世界一美味しい、自分だけのブレンドティー作りに挑戦してみてください。
ベースのお茶を決めましょう
ブレンドティーを作る上で、美味しさを決める一番大切なことは、ベースとなるお茶を1種類決めることです。
ベースのお茶は、普段飲み慣れているお茶や、好きなお茶を選ぶことがポイントです。
ベースとしておすすめするお茶は、日本茶や中国茶など、単品で飲んでも美味しいものです。
私がベースとしてよく使うものは、ほうじ茶、緑茶、はとむぎ、ジャスミン茶、ウーロン茶、紅茶、ルイボスティーなどです。
これらのお茶は、他の茶葉とブレンドしても、他のお茶の味を邪魔せず、かつ飲みにくいハーブなどの味をマイルドにしてくれます。
そして、ベースのお茶自体もからだにとって良い効果が期待できますので、自分の体調に合わせて選ぶ楽しみもあります。
ほうじ茶:からだをほんのりと温め、香ばしい香りに癒されます。
緑茶:日々の健康維持に、温かい緑茶はおすすめです。
はとむぎ:利尿効果によりむくみの解消に効果的で、美容にも良いお茶です。
ジャスミン茶:ジャスミンの香りがリラックス効果をもたらします。
ウーロン茶:食べ過ぎた時や、脂っこいものを食べた時におすすめ。
紅茶:からだを温め、朝の一杯におすすめです。
ルイボスティー:抗酸化作用が高く、健康や美容を気にする方におすすめです。
この他にも、プーアール茶や黒豆茶、玄米茶などもベースのお茶として使うことができます。
自分の気分や体調に合わせてブレンドしていきましょう
ベースのお茶が決まったら、ハーブや薬草など自分が飲みたい茶葉をブレンドしていきま
しょう。
ハーブや薬草は、ドライでもフレッシュでも大丈夫ですが、ドライの方が日持ちがして、
扱いやすいため、ブレンドティー初心者はドライをおすすめします。
ブレンドはベースのお茶1種類+ハーブや薬草3~4種類ぐらいまでがおすすめ
ブレンドティーは、たくさんの茶葉をブレンドすればするほど良いとは限りません。
美味しく飲むには、ベースのお茶1種類にハーブや薬草3~4種類ぐらいまでが、失敗がな
くおすすめです。
自分の体調に合わせてハーブや薬草を選んでみましょう
なんだか疲れている、イライラする、からだが冷えるなど、毎日体調は変化しています。
その日の体調や、気分、気温によって、お茶をブレンドしてみませんか。
でも、たくさんのハーブや薬草を家にストックしておくのは大変ですよね。
そこで、これだけはおすすめというハーブや薬草をいくつか紹介します。
なるべく身近に手に入りやすいものを選んでいます。
自分に合うハーブや薬草を見つけて、ぜひ常備薬のような存在としてストックしてみてください。
ストックしておくと便利なハーブや薬草
- ジャーマンカモミール:リラックスしたい時やおやすみ前の一杯に
- ペパーミント:リフレッシュしたい時や胃腸の不調に
- エルダーフラワー:風邪の引き始めや花粉症の季節に
- マルベリー(桑の葉):食べ過ぎや甘いものを食べたい時に
- ジンジャー:からだが冷える時や寒い季節に
- ハイビスカス&ローズヒップ:ビタミンCの補給や疲れている時に
- エキナセア:免疫力をアップしたい時に
- よもぎ:からだが冷える時や花粉症の季節に
これらの中から、自分に必要そうだなと思うお茶や薬草を何種類か選んで、ストックしておくと便利です。
これらのストックに、季節やその時の体調などで、お好みのハーブや薬草をさらにプラスしてもOK。
たとえば、花粉症の人なら、緑茶をベースに、ペパーミント、エルダーフラワー、よもぎなどお好みのものを足して、花粉症がきつい季節だけネトルを追加するなどアレンジも可能です。
と、いろいろと紹介してきましたが、とにかく自分の好きなものや、その時のインスピレーションで、一度ブレンドしてみてください!
からだは、その時に必要なものを欲すると言われているので、自分の五感に正直になってみるのも良いかもしれませんね!
ぜひ、少しだけひとてまを加えて、ゆっくりとお茶を味わう時間を楽しんでみてくださいね。
心もからだも、とろけていきそうになるぐらい癒されますよ。
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