毎日どんな飲み物を飲んでいますか?
私たちのまわりには、いろいろな種類の飲み物が溢れていますが、自分の体調や季節に合った飲み物があったら、飲んでみたくないですか?
毎日飲むもの、だから少し自分のからだやこころに耳を傾けて、その時に合った飲み物を選んでみてください。
今回から、からだやこころを癒すブレンドティーを毎月紹介していきます。
冬のからだの疲れを癒すブレンドティー
年末年始の忙しいこれからの季節、身を削って働いている方、年越しの準備に忙しい方、忘年会やイベントが目白押しの方必見の、からだのつかれを癒すブレンドです。
少し酸味の効いた、とても飲みやすいテイストが特徴です。
材料と分量(5g分)
- ルイボス…1.5g
- はとむぎ…1.5g
- ハイビスカス…1g
- ネトル…1g
すべての材料をお茶パックまたはティーポットに入れ、約200mlの熱湯を注いで、3分蒸らせばできあがりです。
1回分(1人分)は約3~5gです。お好みの濃さで調整してください。また、自分の体調や好みのテイストに合わせて、ハーブや薬草の量は調整してください。
ルイボスは、抗酸化作用がとても高く、代謝を高めます。からだの疲れはもちろんのこと、冷え症にもおすすめのハーブです。
はとむぎは、美肌の救世主。疲れや不規則な生活でお肌の調子がいまいちな方におすすめ。また、利尿作用がありますので、むくみ対策にも良いお茶です。
ハイビスカスは、疲労回復に良い代表的なハーブ。代謝を高め、スポーツ選手の疲労回復にも良いと言われています。便秘も解消してくれますので、女性には強い味方のハーブです。
ネトルは、血液の浄化作用のあるハーブ。疲れからくる貧血や冷えにおすすめです。ミネラルを含んでいるので、日頃の栄養不足や睡眠不足による疲れに効果的です。
アレンジのポイント
- ハイビスカスは酸味があるハーブです。酸味が気になる方は、ハイビスカスを少なめにしたり、ハチミツなどの甘味を加えてください。
- 夏場の疲れには、はとむぎ茶をとうもろこし茶に変えると、利尿作用があり、適度にからだを冷やします。
冬のこころの疲れを癒すブレンドティー
12月は、イベントや忘年会など楽しいこともある反面、仕事や家事の忙しさで、からだだけでなく、こころも疲労困憊という方も多いはず!
ジャスミンのやわらかな香りと、ゆずのほのかな酸味が感じられるこころを癒すお茶です。
材料と分量(5g分)
- ジャスミン….5g
- パッションフラワー…1g
- なつめ…1g
- ゆずピール…0.5g
すべての材料をお茶パックまたはティーポットに入れ、約200mlの熱湯を注いで、3分蒸らせばできあがりです。
1回分(1人分)は約3~5gです。お好みの濃さで調整してください。また、自分の体調や好みのテイストに合わせて、ハーブや薬草の量は調整してください。
ジャスミンは、中国茶でおなじみの香り高いお茶です。この香りがリラックス作用をもたらします。とても飲みやすいので、ブレンドティーのベースのお茶としておすすめです。
パッションフラワーは、「植物性の精神安定剤」と呼ばれるハーブで、穏やかな鎮静作用があります。毎日イライラしがちな人や、睡眠が浅い人におすすめです。
なつめは、滋養強壮があり、胃腸を温め、精神をおちつかせます。薬膳料理にも使われ、こころとからだの疲れを両方とってくれる万能の食材です。
ゆずは、香りで気の巡りを良くし、こころの疲れを癒します。ビタミンCも含まれているので、冬の風邪予防にも効果的です。
アレンジのポイント
- ゆずピールは、別に後から入れて、お茶を飲んだ後に食べることもできます。また、フレッシュなゆずの皮を入れるとより香りが引き立ちます。
- はちみつなどの甘味をプラスすると飲みやすくなります。
- なつめは、乾燥したチップスタイプが使いやすいです。チップスタイプがなければ、乾燥なつめのホールタイプを1個入れてください。
ハーブや薬草などは、それぞれにからだやこころを整える作用があります。1種類だけで飲んでも作用はありますが、ブレンドすることで相乗効果が得られます。また、ハーブが苦手な人でも、ブレンドすることで飲みやすくなります。
ハーブや薬草、薬膳食材はお薬ではありませんが、妊娠中や授乳中の方、医師の診察やお薬を服用されている方は、体調等に影響が出る場合がありますので、医師や薬剤師に相談してください。
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