CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

ガレット・デ・ロワの季節!

おフランスかぶれのうたかたの日々

Bonne Année!!

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

夜のエッフェル塔

日本ではお正月にはおせちを、7 日には七草粥を食べるという習わしがありますが、フランスの1月の食べ物と言えば…「王様のお菓子」という名の「ガレット・デ・ロワ」(Galette des rois)。

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワは、アーモンドクリームがたっぷり入ったパイ。
「フェーヴ」(fève) という小さな陶器を入れ、フェーヴを当てた人は、その一年を幸せに過ごせると言われています。
1月6日、公現祭(Épiphanie)の日に食べるというのが一般的ですが、私の知人のフランス人のほとんどは1月末まで食べています(笑)
年明け最初の運試し。
家族や友達と一緒にガレット・デ・ロワを食べることはフランスでは大切なイベント。

ガレット・デ・ロワ

日本でもパン屋さんやパティスリーだけでなく、ここ近年はスーパーやコンビニエンスストアなどでも見かけるようになり、かなりメジャーな食べ物になりましたね。
お店によって味も形も大きさも様々。
食べ比べも楽しいのですが、フェーヴや王冠をオリジナルで製作しているお店もたくさんあるので、私はガレット・デ・ロワよりもフェーヴがお目当てで、毎年複数のお店で購入します。
フェーヴの名前の由来は“そら豆”。
そら豆ほどの小さな陶器なので、誤飲防止のためにアーモンドやナッツなどをフェーヴ代わりに使うお店もあります。
フランスではフェーヴ専門店もあるほどで、某有名パティスリーではフェーヴだけで数千円もするものを販売もしています。(ガレット・デ・ロワ本体よりお高かったりもします…)

フェーヴ

ガレット・デ・ロワの季節、フランスでもうひとつの楽しみは、冬のセール(SOLDES)!
フランスでは毎年夏と冬でセールの時期が決まっているのですが、この冬のセールは1月8日(水)〜2月11日(火)。
この時期にフランスに行かれる方、お買い物もガレット・デ・ロワの食べ比べも楽しんでみてくださいね!

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