CheRish Brun.(チェリッシュブラン)

好きと心地よいがつくる、私らしく楽しい暮らし

簡単薬膳ごはん~秋のうるおい食養生~

今年も残すところあと4ヶ月。本当にあの寒い冬がやってくるのか、信じがたいほどの暑さだった2018年の夏でしたね。
最近では朝晩の涼しさに秋を感じたり、秋の旬の食材が食卓に並ぶようになるなど、確実に季節は進んでいます。

まだ早いかもと感じるかもしれませんが、私たちの身体も、そろそろ秋への準備を始める季節になってきました。
旬の食材を使った簡単薬膳ごはんで、夏に疲れた身体を整えて、季節の変わり目を健康に過ごしましょう。

漢方的「秋」とはどういう季節?

春から夏にかけては、「陽」の気が高まり、私たちの活動も活発になります。
一方で、秋から冬は「陽」の気から「陰」の気へと変わり、「陰」の気がどんどんと高まってきます。
「陰」の季節は、動物も植物も活動を控え、気を外から内に収める季節です。

「陰」の季節に活発に活動をすると、夏の間に溜まった疲労や不調が改善せず、冬場に胃腸が弱ったり、風邪を引きやすくなったりします。

また、秋には「燥邪」という邪気によって、様々な不調を引き起こします。字の通り、乾燥に関わっており、様々な身体の部分のうるおいを低下させます。

秋の身体の不調と対策法

漢方では、秋に関係する臓器は肺と大腸です。「燥邪」によって、肺と大腸が乾燥することにより、呼吸器系や皮膚、消化器系が影響を受けます。
口や鼻の乾燥により空咳やのどの乾燥・炎症、髪の毛や皮膚のかさつきなどが起こり、大腸が乾燥すると便秘やコロコロ便を引き起こしたりします。

このような乾燥対策には、日頃からマスクを着用したり、加湿器を使ったり、またクリームなどで全身をしっかりと保湿することが大切です。

また、秋は感情的に物悲しくなったりすることがあり、理由もわからないのに、秋になると悲嘆にくれてしまうなどという人もいらっしゃるのではないでしょうか
好きな音楽を聴いたり、外にでかけてリフレッシュするなど、うまく気分転換することが大事です。

また急に涼しくなるとからだが冷え、鼻づまりや頭痛、痛みの再発などが起こりやすくなります。
からだを冷やさないよう、温かいものを飲んだり、ゆっくりお風呂に入るなど冷え対策も忘れずにしてくださいね。
ただし、服装に関しては、急に厚着になるのではなく、徐々に秋仕様にしていきましょう。

秋におすすめのうるおいをアップさせる薬膳ごはん

マスクやクリームなどでのうるおい対策はもちろんですが、毎日の食事でも乾燥を防ぐことで、身体の内側からもうるおいを補給できます。

秋におすすめのうるおい食材をいくつか紹介します。これらの食材をいつもより積極的に摂ることで、秋の不調の予防に役立ちます。

【乾燥に良いといわれている食材】
白ごま、百合根、はちみつ、クコの実、豚足、スッポン、鴨肉、チーズ、豆乳

【肺をうるおすといわれている食材】
白きくらげ、梨、百合根、松の実、銀杏、大根、れんこん、びわの葉、山芋、いちじく

【便秘に良いといわれている食材】
里芋、さつまいも、いちじく

【免疫アップに良いといわれている食材】
まいたけ

秋は白いものが良いといわれています。また、陰の気を補うには「酸甘化陰」というように、甘味と酸味を合わせると良く、身体にうるおいをもたらしてくれます。
秋におすすめの薬膳ごはんを2つ紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

レンコンと豆乳の薬膳スープ

レンコンと豆乳の薬膳スープ

材料と分量(2人分)
れんこん 80g
豚肉 100g
しめじ 80g
クコの実 20粒
味噌 大さじ1
豆乳 100ml
だし汁 400ml

潤い効果の高い豆乳をベースとした薬膳スープです。いつものお味噌汁やスープに豆乳をプラスすることで、身体を潤し、乾燥を防ぎます。秋に弱りがちな肺の働きを高めるれんこんをたっぷり摂ることで、咳や喉の乾燥にもよいでしょう。

いちじくとクリームチーズのサラダ

いちじくとクリームチーズのサラダ

材料と分量(2人分)
いちじく 大2個
クリームチーズ 15g
レタス 2枚
くるみ 5粒
はちみつ 小さじ1/2
レモン汁 小さじ1/2
適量
こしょう 適量

すべての材料を混ぜ合わせるだけの簡単サラダ。
秋の食材の王様ともいうべきいちじくは、潤い効果や消化機能を高め、潤い効果のあるチーズと一緒に摂ることで、夏の弱った身体を元気にしてくれます。(いちじくは、ドライイチジクでもOKです。)
また、砂糖の代わりにこの季節は、肺や腸を潤すはちみつを使うことをおすすめします。

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Author's Profile

薬剤師/ハーバルセラピスト/漢方スタイリストCHIAKI
1979年生まれ、兵庫県在住。
メーカーでの研究所勤務を経て、現在は薬剤師として奮闘中。
お薬を患者さんに渡す立場として、なるべく病気にかからない予防分野に興味を持ち、ハーブや漢方の資格を取得。
毎日の暮らしに簡単に取り入れることができる、ハーブ、漢方生活をどんどん提案していきます。
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