暫くの間、このむしむし、じめじめを覚悟しなくてはならない時が来ましたね。ちょつと前までは空梅雨と呼ばれ、北海道には梅雨がないと言われていましたが、最近ではしっかりと蝦夷梅雨と言うのがあります。本州などと比べると大したことではないようですが、毎年うんざり気分は同じです。
さて、市場では新じゃが芋が出回る時期になってきました。
今日はわたしが食欲も落ちがちなこの時期、子どもの朝食に、おやつに良く作っていたビシソワーズをご紹介します。この時期のさらっとしたジャガイモはビシソワーズにぴったりの芋です。
ビシソワーズ
材料と分量(2人分)
ジャガイモ…2個
長ネギ(白い部分)…1本
バター…15g
水…ひたひた
コンソメ顆粒…小さじ1/1/2~2
牛乳…2カップ
こしょう…少々
作り方
- ジャガイモは皮をむき、1㎝角切り
- 長ネギはみじん切り
- フライパンにバターを入れて、ジャガイモと長ネギをよく炒める
- 材料がひたひたにかぶるくらいの水を水とコンソメを入れて煮る
- 材料が煮えたら火を止め、粗熱が取れたらミキサーにかけ鍋に入れる
- 牛乳を加え最後にコショウで味を整えて、冷蔵庫で冷やす
ジャガイモのビタミンCはレタスの4倍
一度にたくさん食べられて何にでもあうじゃが芋はビタミンCの大切な供給源です。
じゃが芋のビタミンCは100g中約20㎎でリンゴやレタスの4倍、トマトと同じくらい含みます。胃腸を丈夫にし、元気を補う作用があります。ビタミンCを多く含み、風邪予防やストレスの緩和、動脈硬化を予防する作用も持っています。
ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、じゃが芋のビタミンCは熱に強いのが特徴です。余分なナトリウムの排出を促すカリウムも豊富で腎機能の働きを改善しますが、じゃが芋の大きな働きはビタミンと食物繊維です。便秘を防ぐ働きは忘れてはならないでしょう。