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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

美人に近づくブロッコリーのミモザサラダ

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

日本人には爽やかと言うと五月(さつき)・皐月…でも、五月雨(さみだれ)と言う言葉があるように、五月雨は梅雨の別名でもあります。五月晴れとは本来は梅雨の晴れ間のことのようですか、それでも皐月は爽やかな新緑、初夏の到来を知らせる言葉のような気がします。

今日は爽やかな新緑のようなブロッコリーを使った、彩り鮮やかなミモザサラダをご紹介します。

ブロッコリーのミモザサラダ

ブロッコリーのミモザサラダ

材料と分量(2人分)

  • ブロッコリー…1個
  • 卵…2個
  • フレンチドレッシング・マヨネーズなど…お好みで

作り方

  1. ブロッコリーは小房に分けて切る
  2. 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を1つまみ入れる
  3. ②にブロッコリーを入れ10数えたらざるに上げて冷水をかける
  4. 茎を持って振り、花芽をに入っている水を取る
  5. ゆで卵を作る
    卵を水から茹でて、沸騰したら弱火にしさらに12分茹で、火からおろし冷水につけて皮をむく
  6. 白身と黄身を分け、白身はみじん切りにし、黄味はフォークの先でつぶす
  7. ブロッコリーをお皿に盛り付け、白身と黄身をそれぞれ、お花に見立てて飾る
  8. お好みのドレッシングやマヨネーズをかける

ブロッコリーのパワーを信じて美人に!

ブロッコリー

ブロッコリーはカリフラワーとともに「はなやさい」と総称されます。
ブロッコリーもカリフラワーもキャベツを改良して作られた野菜です。
キャベツは花を咲かせずに葉が巻いていきますがが、ブロッコリーは葉の部分よりもつぼみを増やす方向で改良されたました。

緑黄色野菜のブロッコリーは、β-カロテンやビタミンCなどのビタミン類、カリウム、マグネシウム、カルシウムや食物繊維など美容と健康に嬉しいお馴染みの成分をはじめ、ファイトケミカルの一種であるスルフォラファンやアブラナ科特有の抗酸化物質も含んでいます。

むくみ解消に役立つカリウム含有量、また便秘の解消の定番である食物繊維が豊富で便を柔らかくするマグネシウムも比較的多く含んでいることから便秘の解消にも役立つ食材としてはトップグループと言えるでしょう。

食事の中で取り入れることで排泄力を高め余分なものを溜め込みにくくしてくれます。脂肪が減る訳ではありませんが、むくみや便秘が改善することで外見もすっきりしますし、スルフォラファンやグルコシノレートのデトックス効果で体がキレイになると痩せやすい体質への変化も期待出来ます。

又、ブロッコリーは、レモンの2倍という豊富なビタミンCを含んでいますから、皮膚のシミやソバカスなどの色素沈着防止が期待でき、ビタミンAは皮膚や粘膜の保護に役立ちますので、紫外線の強いこの季節…ビタミンAとCを両方同時に摂れるブロッコリーは、美肌作りに一石二鳥です。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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