CheRish Brun.(チェリッシュブラン)

好きと心地よいがつくる、私らしく楽しい暮らし

台湾のあったかスイーツ焼仙草を寒い夜には買って帰ろう

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豆花、愛玉と台湾を代表する“ふるふる系デザート”をいままでも紹介してきましたが、もう一つよく見かけるものに「仙草」というゼリー系のデザートがあります。
見た目は真っ黒でまるでコーヒーゼリー。
「仙草」というシソ科の植物を乾燥させ、それを重曹と煮出した後、冷やし固めるとペクチンなどの成分が凝固してゼリー状になるそうです。
最初、その見た目から亀ゼリーのことなのかな、と思っていたのですが全くの別物でした。

味はほろ苦く少し漢方の香りがすると言われていますが、わたしにはそれほど感じられません。甘いシロップと一緒に食べるのでそちらの味の方が際立っています。
そんな天然ハーブの仙草、効用は暑気あたり、喉の渇き、熱毒、糖尿病、高血圧、風邪、関節炎、筋肉痛などなどと幅広くなんとも体にもよさそう。

夏は氷とともに冷たいデザートして食べ、冬は「焼仙草」という名前で売られています。
「焼」という字がありますが焼いているわけではありません。
温かくしたホット仙草のことを言うようです。

南国の台湾ですが、冬は意外と寒い。特に夜。ダウンを着て歩いている人もいます。暖房設備も整っていないのでそんな日は室内も冷えています。

この時期、外を歩いていると「焼仙草」とかいた提灯を吊るした屋台が目に入ります。
台南を1月に訪れた際も、夜は案の定少し冷え込んでいて、宿に帰る時にちょうど焼仙草の屋台が目に入りました。メニューは焼仙草に紅豆湯と呼ばれるおしるこなどのあったかメニューが揃っていてやはり冬ならでは。
大学の目の前だったので学校帰りの学生たちも列に並んでいました。
トッピングも選べるので前に並んでいた男の子二人組もずっとトッピングを何にするのか楽しそうに迷っていてとても微笑ましくかわいかった。
わたしはこの日「花生(ピーナッツ)」、「湯圓(お団子)」、「薏仁(はとむぎ)」をトッピング。宿に帰ってからキッチンで器に移して、少しだけレンジで温めて食べました。温めることでゼリー感はなくなるのかと思っていたら、意外とふるふるした食感は残っていてびっくり。
やさしい甘さで、なんとなく美容と体にもよさそうで、日本でもこんな風に気軽に食べられたらいいのにな、としみじみ思ってしまいました。

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夏バージョンの仙草はこんな感じでどんぶりにたっぷりと。
かき氷の上につるんと仙草が乗っています。タロ芋とさつまいものお団子がトッピングされていました。
ポーションミルクがついてくるのでかけるとどう見てもコーヒーゼリー。
とてもまろやかな口あたりになります。




Author's Profile

トラベルライター&台湾ブロガーコバシイケ子
2011年にはじめて台湾を訪れてから、懐かしさと新しさが入り混じる独特の雰囲気、ゆるさ、旅行だけでは食べつくせない幅広い食のバリエーション、薬膳をはじめとした食文化に魅せられ頻繁に通いはじめる。

2016年、ブログ「TAIWAN IKEKO」を開設。

現在ameba公式トップブロガーとして日々台湾情報を発信中。

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