CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

【フラワーアレンジ】初夏のグリーンアレンジ

五本の花ということ

街を歩いていても、夏の装いの人たちに出会い、そして白の色がいつもより際立って綺麗に見える、そんな初夏がやってきました。

夏の暑さを感じるからこそ、お家の中や装い、飾るお花は爽やかで涼やかなものにできたらと、四季のある日本の私たちは工夫を重ねてきたと思います。

今回は、グリーンアレンジ。
グリーンでもツルッとした素材やスムースの感触、いろいろな触感を入れながら、
どちらかというとこの夏生まれの植物なので、暑さなど夏に強いお花たちです。

パイナップルを連想させる「パイナップルリリー」は今はグリーンのみに見えますが、白いや黄色のお花が咲きます。
こちらはユリ科のユーコミス属、ユーコミスとはラテン語で「美しい頭の毛」という意味だそうです。お花がつく前の今のパイナップルのような姿のところを手で撫でてみると、その感じはとても柔い毛並でひんやりとした瑞々しさがあって気持ちよいです。
そんなところから、かつてのギリシアの人もこの感触から「この名前はつけたのかなあ」と、連想させてくれ、お花のある生活の面白さも実感しています♪

さて、大人はこちらのアレンジの近くに季節柄、美味しいお酒をそばに置きながら夏の夜を愉しんでいただいてもいいなあと思いますし、もうすぐ来る「七夕」の飾りの近くに置いていただいても!楽しいと思います。

ぜひお花を飾って、ふと一瞬暑さや梅雨の日を忘れる演出を、夏の間もしていただきたいと思います。

新鮮なお水をたっぷりも忘れずに!!
お家の中に初夏を運びましょう♪

今回の五本のお花
*アンスリウム
*パイナップルリリー
*ジニア
*ギボウシ
*アネモネ バージニアナ

Living with Flower

先日、和やかなブルー系のバラたちと柔らかい草花の香りが涼やかなアレンジを引き立てる彩り豊かな季節の作品を生ていただき、ご好評をいただきました。
6月の紫陽花の美しい季節、
古くは「あぢさゐ」、『あぢ』は小さいものが集まることを、『さゐ』は藍色のこと。
青い小さな花、(額)が咲いてあつまっていることから名付けられたと言われています。
夏でもなく、春でもない。そんな四季のある日本の独特な季節の間には、繊細な草花たちをいける愉しみもあります。

松屋銀座 One Day Lesson 
「小林亮子のフラワーアレンジメント」

次回のご案内 
毎回大人気の講師がラグジュアリーな美しい花々を使ってご自宅でも楽しめるフラワーアレンジメントを提案します。銀座の真ん中で少し秋の気配を感じながら芳しい香りに包まれてみませんか。
・日時8月28日(月) 午後1時~3時 
・お持ちもの 筆記道具・花ばさみ・(ガラスの花器つき、お茶とちいさなお菓子)
松屋銀座会報誌「POSITIVE7月号」掲載フリーコール 0120-001-550(午前10時〜午後7時半まで:松屋銀座)
ぜひお出かけくださいませ。
http://ryoko-kobayashi.jp/lesson.php

Bouquets Ryokoフラワーデザイナー小林亮子(Ryoko KOBAYASHI)
フランク・ロイド・ライト氏が設計した自由学園明日館をはじめ、銀座松屋、都内のこどもの教室などで現在3才〜80才くらいの生徒さんにレッスンを開催しています。
そのほか オートクチュールのウェディングブーケと装花、イベントの装花、プレゼントのオーダーアレンジメントなど幅広く活動中。
季節ごとの美しい花とともに、花のある豊かで洗練されたライフシーンの提案を行っています。

重要文化財自由学園明日館 公開講座
*“花”ある暮らし「亮子さんのフラワーレッスン」
*F.L.ライトの建物で花を活ける「Décoration Florale―デコラシオンフローラル【芸術文化】
松屋銀座カルチャースクール 講座
JIYUアフタースクール *「お花のこよみ教室」(こどものお花とこよみの教室です) など
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE