CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

秋鮭を美味しくいただく「鮭のムニエル・マヨネーズソースかけ」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

10月に入りました。
涼しくなってきたとは言え、今年は一段と長かった猛暑日に、夏の疲れもピークに達し体も悲鳴を上げているのではと心配になります。
『水分補給・体力温存・休息 』
そして、健康は毎日の食事から……
今月も、ちょっとの手間と工夫をお伝えします。

今月のお題:鮭を美味しく食べる

昔から鮭は秋の物のように思われがちですが「秋鮭」と呼ばれるものは産卵直前の「卵」を取ることが目的。なので、「鮭」としては一年で一番美味しくない時期になります。

鮭

最近はスーパーでも一年中ノルウェー産や、三陸の美味しい鮭が出回っています。
栄養豊富で、さまざまな健康効果や美容効果のあることから「スーパーフード」とも呼ばれています。

鮭に含まれる各種ビタミン群は皮膚や、髪の毛の成長を促進したり、免疫機能を正常に保ったりするためには欠かせません。

また、鮭の身に含まれる赤い色素のアスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンCの6000倍、ビタミンEの1000倍とも言われて、老化防止や疲労回復に効果があります。

鮭半身

今月は、一年中スーパーでも見かける「」を美味しく食べるレシピをご紹介しましょう。
わたしは、いつも半身を買って自分の好きな大きさにカットしています。

鮭のムニエル・マヨネーズソースかけ

鮭のムニエル・マヨネーズソースかけ

カリッと焼けた皮も、身も美味しくいただけるムニエルと、かんたんなのにサッパリと美味しいマヨネーズのレモンソースをご紹介します。
ディルやパセリがいっそう、鮭を引き立てます。

材料と分量(2人分)

  • 鮭…2切れ
  • 酒…大さじ1
  • 塩・こしょう…適量
  • 小麦粉…大さじ1
  • オリーブオイル…大さじ1~2

<ソース>

  • マヨネーズ…大さじ1~2
  • レモン汁…大さじ1/2
  • ディルまたはパセリ…適宜

※塩気が足りなかったら塩を加えて

作り方

  1. 鮭の切り身に酒を振りかけて10分ほどおいたら、塩・こしょうを適量振りかける
  2. 小麦粉を軽くまぶし、(茶濾しを使うと均等にかかります)フライパンにオリーブオイルを入れ、熱くなったら身の方から焼く
  3. こんがりと色目がついたらひっくり返して、皮面もこんがりと焼き上げる
  4. ③マヨネーズ+レモン汁+ディル(またはパセリ)でソースを作る
  5. 焼きあがった鮭をお皿に盛り付け、ソースをかけて完成
鮭のムニエル・マヨネーズソースかけ
料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE