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お土産にもおすすめな食材“金針菜”と“はまぐりのスープの素”を使った鉄分たっぷり薬膳スープ (レシピ有り)

台湾きょうのおやつ
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「金針菜(きんしんさい)」という食材をご存知ですか?
中華料理では炒め物やスープなどに使用する割とポピュラーな食材らしいのですが、わたしは台湾で初めて知りました。

この金針菜、ユリ科の植物「萱草(カンゾウ)」、別名「忘れ草」の花のつぼみを乾燥させたもので、鉄分はほうれん草の約20倍ともいわれています。
貧血予防はもちろん、精神を安定させる効用もあるそうです。

味は全然クセがなく、シャキシャキとした食感が特徴。
台湾では台東が有名な産地で、乾燥した金針菜は年中スーパーで気軽に買うことも出来ますし、金針菜のスープを置いてあるお店も多いです。

わたしは中国語が全然読めなかった頃、屋台でとりあえず適当に頼んでみたスープがこの金針菜の入ったスープでした。
美しい色鮮やかな見た目と食感が気に入って、以後、メニューにあれば注文するお気に入りの一品です。

それと台湾に行ったら必ず買ってくるものにスープの素があります。
中でも蛤のスープの素がお気に入りで台所にはストックが必ずあります。今回はこの二つを使った簡単なスープを作りましたので、レシピをご紹介します。

大好きな金針菜をたっぷりと入れました。お土産にもおすすめな食材なので、ぜひご自宅でも気軽に台湾の雰囲気を楽しんでみてください。

金針菜の薬膳スープ

材料と分量

金針菜…軽くひとつかみ
えのき茸…1/2袋
すりおろし生姜…小さじ1
クコの実…適量
スープの素(はまぐり)…1ヶ
水…2カップ
酒…大さじ1
醤油…大さじ1/2
塩…少々
ごま油…小さじ1

作り方

準備
金針菜は洗った後40℃のお湯に約10分浸し戻しておく

  1. 鍋にお湯を沸かし、スープの素をよく溶かす
  2. 酒、醤油、塩、生姜を入れ味を整える
  3. 戻した金針菜、えのき茸を入れえのき茸に火が通れば完成
  4. 最後にごま油で香りをつける
  5. 器に盛り、クコの実を散らす

スープの素はコンソメ、中華だしなどでももちろん代用可能です。
水溶き片栗粉でとろみをつけるのもおすすめです。

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(左上から時計回りに)

  • 乾燥した状態の金針菜と今回使用したスープの素
  • 「康寶」はクノールのこと。手前から海鮮、きのこ、チキンのスープの素。おすすめ
  • 屋台で飲んだ金針菜のスープ。鶏肉、豚肉などと合わせたスープが多いです
  • 左から5番目の「金針雞湯(ジンジェンジータン)」がこのスープの名前です
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