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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

パリから行ける日帰り観光〜トゥルヴィル〜

おフランスかぶれのうたかたの日々

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夏真っ盛り!
…と言っても夏休みがない私は、過去の旅行の思い出を抱きしめ、次回の旅行を妄想しながら、今日もお仕事。
バカンスが長いフランス、嗚呼うらやましい。
さて、前回のヴェルサイユに続き、今回もパリから日帰りで行ける観光スポット・トゥルヴィル(Trouville)をご紹介します。

トゥルヴィルは、パリの北西200kmほどのところにある、ノルマンディー地方の小さな街。パリからは、サン・ラザール(St. Lazare)駅からSNCFという国鉄電車に乗って、約2時間で到着。

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駅はトゥルヴィル=ドーヴィル。
駅を出て右に行くとトゥルヴィル(トルヴィル=シュル=メール:Trouville-sur-Mer)、左に行くとドーヴィル。
どちらも小さな街なので、頑張ればふたつの街を一日で歩くこともできます。

トゥルヴィルは、クロード・モネやウジェーヌ・ブーダンをはじめとする画家や、マルグリット・デュラス、アレクサンドル・デュマ、ギュスターヴ・フロベール、マスセル・プルーストなどの文豪たちなど、多くの芸術家に愛された街。
パリで生まれ育った商業ポスター画家・レイモン・サヴィニャックも、この街を愛したひとりです。1979年からトゥルヴィルに移住し、94歳で亡くなるまでの22年間、この街を愛し、住み続けました。
移住したときには既に仕事で成功を収めていたサヴィニャック。トゥルヴィル市民は彼が移住することを心から歓迎したのだとか。サヴィニャックはトゥルヴィル市のロゴマークを手掛け、市は海岸沿いに「サヴィニャックの散歩道(Promenade Savignac)」を作りました。この街の至るところに、サヴィニャックの作品が散りばめられているのです。
サヴィニャックの散歩道から見える、ホテル・フロヴェールにも。

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トゥルヴィル観光局(Office de Tourisme Trouville)でもサヴィニャックグッズがゲットできて、さらに観光局の隣にはサヴィニャック美術館(入場無料!)が。

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サヴィニャックが足繁く通ったトゥルヴィルのビストロは、「レ・ヴァプール(Les Vapeurs)」。
ビストロのメニューにもある、メインビジュアルを手掛けたのはもちろんサヴィニャックです。

毎日8:30からオープンしていて、定休日は、12月24・25日以外なし!
目の前の通りは魚市場が広がっていて、朝から賑わいを見せています。そう、トゥルヴィルは海鮮の街でもあるのです。
このビストロに来たなら是非食べておきたいムール貝。
サヴィニャックが幾度となく食べたという「ムール貝のクリーム煮 Moules bouchot à la crème」。小ぶりながらも、身が引き締まっていて旨味が凝縮されているムール貝。
フリットをスープに浸して一緒にいただきます。かなりのボリュームですが、美味しくて止まらないのです…

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■トルヴィル=シュル=メール ホームページ
http://www.trouville.fr/ (フランス語)

■トゥルヴィル観光局 ホームページ
http://www.trouvillesurmer.org/ (英語)
32 Boulevard Fernand Moureaux 14360 Trouville-sur-Mer

■ビストロ レ・ヴァプール Les Vapeurs
http://lesvapeurs.fr/(フランス語)
160 Boulevard Fernand Moureaux 14360 Trouville-Sur-Mer

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