こんにちは!
今回は、1年で今の時期しか出回ることのない【芍薬(シャクヤク)】をご紹介します。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
そんな「諺」もあるほど、美しい女性の立ち居振る舞いを象徴する花のひとつとされています。
芍薬を長く楽しむアドバイス
芍薬を選ぶポイントは、硬いボール状の蕾より、ほんの少し開いた状態がベスト。
芍薬は、蕾の状態でお花屋さんに入荷し、並べられます。
硬いものを選ぶと、開花せずに終わってしまう事もしばしば。
そんな時は、蕾を指で軽く揉んだり、蕾がまとっている蜜を優しく拭きとると開きやすいです。
お水はたっぷりと!
茎は斜めに切って断面を広くさせると水上がりも良いです。
茎は斜めに切って断面を広くさせると水上がりも良いです。
少しずつ時間をかけて開花する芍薬。
開いた後は花弁がハラハラと散る姿も儚げで、風物詩の一つです。
芍薬を飾る
一本でも存在感があり、開花を待つ楽しみもあるので、シンプルに芍薬だけで飾るのがお勧めです。
色を揃えたり、違う種類同士飾って変化を楽しんだり。
ゆっくりと咲くまで最初はあまり切らずに、大きく飾ってみましょう!
2本以上飾る時は高低差をつけて飾るとバランス良いです。
2本以上飾る時は高低差をつけて飾るとバランス良いです。
芍薬を長く楽しむコツの1つが、茎の切り口を新しく切り直す「切り戻し」。
短く切る時は茎の下の方にある葉を茎ごと切り分け、花と一緒に飾るのもオススメ。
グリーンの役割も果たします。
グリーンの役割も果たします。
そして何より芍薬が開花し、大きく華やかな姿を見過ごさないようにしてくださいね!
種類によっては香りも豊かなのでそこもお楽しみに。
種類によっては香りも豊かなのでそこもお楽しみに。
芍薬は5月の誕生花。
バースデープレゼントに芍薬の花束を贈るのもとってもステキです。
そして、最近では母の日のプレゼントにカーネーションではなく芍薬を贈る方も増えているんですよ。
開花すると予想以上に大きく華やかな芍薬。
ゆっくり開花を楽しんでみてくださいね。