こんにちは。料理カメラマンのまつい瑶子です。
仕事柄「上手に写真を撮るにはどうしたらいいのですか?」という質問をよくいただくのですが、
- カメラの説明書をしっかり読み込んで、説明書に書いてあるカメラの機能操作をしっかり覚える
- たくさん撮って練習することが大切ですよ
とお応えしています。
実は私も写真を始めた頃、カメラの説明書をよく読まずに撮っていたのですが、カメラの機能操作をしっかり理解するだけで確実に今より1~2割増しできれいに撮れるようになります。
たくさん写真を撮って練習することはとても大切ですが、ただ何枚も撮るだけではNGです。
必ず仕上がりのイメージを明確にし、「考えて」撮ってみましょう。
今回は冷蔵庫にあった野菜を撮ってみました。
ずいぶん説明的な写真で(用途によってはOKなのかも知れませんが)、おしゃれな写真とは程遠いですね…。
では小物を少し変えてみます。
野菜をバットから取出し、野菜の下の板をチェンジ。F値を下げてぼかしを加えたので少し雰囲気が変わりました。
野菜をカットし、俯瞰で撮りました。カットした野菜を上から撮ることによって最初の写真とは雰囲気が異なるものになりました。
塩を雪のようなイメージで撮った写真と野菜の別カットです。
被写体は家にあるものなら何でもいいのです。単体ではあまり絵にならないようなものを「絵になるように考えて撮る」ことはとても良い練習になります。
構図の決め方などは絵の描き方を解説した本がとても役に立ちます。
この位置に主題(被写体)を配置すると印象的になる~等、詳しく書いてある物が多いのでお勧めですよ。写真の撮り方の本と合わせてぜひ読んでみてくださいね。