CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

体を芯から温めてくれる熱々の鍋焼きうどん

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

明けましておめでとうございます。
昨年は思いもかけなかった一年になりましたけれど、
世界中の新型コロナ感染症の一日も早い収束を願っています。
どうぞ、健康が守られてお幸せな一年でありますように…
足立洋子

今月のお題:体を温めてくれる美味しいレシピ

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今年の冬は特に寒いです!体が一気に温かくなるかんたんで美味しいレシピが知りたいです!
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足立さん
北海道のこの冬は早い時期から豪雪に、寒波にと震え上がる日が続きました。クリスマスの頃は少し寒さも緩みましたけれど、年末年始にかけて、数年ぶりの寒波に見舞われています。
体温が上がると免疫力も上がると言われていますが、これからが冬本番。体を温めてくれる熱々ごはんでこの冬を元気に乗り切りましょう!!

鍋焼きうどん

わたしの体を温めてくれる熱々ごはんの代表格は「鍋焼きうどん」です。
麺好きと言うこともありますけれど、一つのお鍋の中に全部が詰まって「ぐつぐつ」言っているのが好きなのです。
元旦から「鍋焼きうどん?」と思いましたけれど、ごちそうが続く年末年始ですから、少し手抜きも良いでしょう。

鍋焼きうどん

材料と分量(2人分)

  • うどん…2玉
  • 麺つゆ…4カップ
  • 鶏団子…6個
  • かまぼこ…適宜
  • えび…適宜
  • 天かす…適宜
  • 卵…2個
  • 緑の葉もの(ほうれん草・小松菜・春菊など)…適宜
  • 長ねぎ…適宜
  • 甘辛しいたけ ※作り方は別途に記載

作り方

  1. 緑の葉ものさっと茹でて食べやすい長さに切る
  2. 長ねぎは小口切りにする、かまぼこは食べやすい厚さに切る
  3. 1人用の土鍋にうどんを入れて具材を彩りよく並べた上から麺つゆを注ぐ
  4. 鍋を火にかけぐつぐつ言って卵に白い膜がかかり始めたら出来上がり

天かすとえびを並べて置いておくと「食べたら海老天」のような味わいに!おすすめです。

市販の希釈の麺つゆを使う時は是非、だしパックを1袋入れて麺つゆを分量の水でのばしてみてください。いつもの麺つゆ?と思うくらいグレードアップします。

鶏団子の作り方は、以前ご紹介したこちらをぜひ参考にしてみてください。

甘辛しいたけ

甘辛シイタケは冷凍保存ができます。時間があるときに作っておくとお寿司や、煮物の時の補いなどとても便利です。

材料と分量(作りやすい量)

  • 干ししいたけ…10枚
  • 砂糖…大さじ3
  • 醤油…大さじ1
  • みりん…大さじ1

作り方

  1. 干ししいたけをひたひたの水で戻す
  2. 鍋に戻した干ししいたけと、1.5~2カップになるように戻し水に水と水を入れる
  3. 落し蓋をして火にかけ、煮立ったら弱火にして10分ほど煮る
  4. 調味料を加えてしいたけに味がしみるまで弱火でさらに10分ほど煮含める

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料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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