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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

パリで一番短い通り「ドゥグレ通り」

おフランスかぶれのうたかたの日々

Bonjour!

先週、ゴールデンウィークのお休みを利用してフランスへ旅行してきました!
一週間の短い短い滞在なので、パリをメインに、地方都市のアンジェへ日帰りへと。
これからまたしばらく旅行記を中心にした連載になると思います☆

フランスでは、すべての住所が通りの名前になっています。
普段は私はいわゆる「地図の読めない女」なのですが、地図が本当にわかりやすいので、フランスでは地図が読める女に化すのです!
その昔、スマホなんて存在していなかった時代でも、紙の地図をちょっと確認すれば、かんたんに移動ができました。

ヴィクトル・ユーゴなどの著名人の名前をそのまま通りの名前に使うこともあり比較的覚えやすいです。

パリでは「セーヌ川を背にして、通りの右側が偶数番地、左側が奇数番地」
これさえ覚えていれば、自分のいる場所が右岸(エッフェル塔のある側)か左岸(ルーヴル美術館のある側)か、ということだけわかっていれば方角はどっちが北かということがわかるので、地図もかんたんに読むことができます。

パリの通りは5,400ほど存在していて、一番長い通りは左岸のモンパルナス駅周辺を通っている Rue de Vaugirard (ヴォージラール通り)で、約4.3km。
そして一番短い通りは、約5mの Rue des Degrés (ドゥグレ通り)。

実際にその通りを見てきました!

全長5メートル、階段が僅か14段しかない通り。
以前は壁全体がこんなにカラフルではなかったので、「パリで最も短い通り」の存在に気づくことなく素通りすることもしばしばありました。

でも今はこんなにカラフルになって!
存在感をアピールしてきていますので否が応でも、通りの前を通るだけで気づくと思います。

文語では「degré」は階段の段を意味する言葉。
それでこの通りの名前がついたようです。

階段の上は Rue Beauregard (ボールガール通り)、階段の下は Rue Cléry。

場所は地下鉄 Bonne Nouvelles (ボンヌ・ヌーヴェル)から徒歩3分ほど、サンドニ門の近くですが、日本人の観光客はほぼ見ない界隈です。
「パリ一短い通り」を見に、ちょっとレアな観光をしてみませんか?

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