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私のごきげんな毎日

フランスでも大ヒット!「この世界の片隅に」Dans un recoin de ce monde

おフランスかぶれのうたかたの日々
「この世界の片隅に」Dans un recoin de ce monde

ロングランヒット「この世界の片隅に」

こうの史代さんの原作を映画化し、驚異的なロングラン、異例の大ヒットとなった片渕須直監督作品「この世界の片隅に」。

昨年11月に公開されてから、全国の劇場で満席回が続出、上映後には拍手喝采。
観客たちから絶大な支持を得ました。
SNS等での口コミで広がり、7か月後の今年6月には観客動員200万人を突破。
3,374名の出資者から、制作資金として約3900万円を集めたクラウドファンディング作品ということでも話題になりました。

世界中で愛される「すずさん」

6月にイギリス、スペイン、7月には台湾、シンガポール、マレーシア、そして8月にはメキシコ、アメリカで公開。
11月には韓国での公開も予定されています。
“世界の片隅に”だけでなく、世界中にすずさん、そして作品のファンが増え続けています。
英題は「In This Corner of the World」、日本語のタイトルそのままですね。

フランスでは9月6日に公開

9月にはイタリア、フランスで公開。
ちょうどフランス旅行の最中に公開になったので、シャンゼリゼ通りの映画館「Publicis Cinémas」で観てきました!!

パリの映画館Publicis Cinémas

シャンゼリゼの凱旋門と、すずさんが一緒のフレームに入る日が来るなんて。

パリの映画館

最初の画像のように、映画館に置いてあったフライヤーには、広島の地図や歴史なども書いてありました。

公開日の翌日ということでまだまだ口コミは広まっておらず、席数多い(恐らく300席はあったかと)劇場でしたが、観客はわずか10人ほどでした。。(涙)

パリの映画館

私は、すずさんの声優を務める のん さんの広島弁が大好きで。
日本でも3回映画館に足を運んだのですが、フランス語字幕つきでの鑑賞は、感動もひとしお。

広島弁はちょっとクセがあるので(笑)シンプルなフランス語の字幕を見ることで、「ああ!なるほど」という気づきもしばしば。
広島弁(正確には広島市と呉市では微妙に違いもあります)のニュアンスがなくなることで、作品の魅力が薄れてしまうのでは…なんて余計な心配をしていただけに、吹替でなく字幕版で観れたことはうれしかったです。

例により、涙しました。
席からみえるほかのお客さん、みんな涙を拭う動作をしていたので、国が違えど、涙するシーンは一緒なんだな、と・・・

エンドロールが始まると帰りだす、というのはもう当然のことだったので、何も感じませんでしたが(そもそもフランスだとエンドロールが始まると同時に会場の照明が明るくなるのがほとんど)最後の最後まで会場に残っていたのは、私以外はあと2人しかいませんでした。悲しいな。
やっぱりこの作品は最後までちゃんと観て、リンさんの生い立ちや、リンさんとすずさんの関係性も理解できるわけですよね!
今は「エンドロールも最後まで観よう!」って口コミが広がっていればいいのだけども。

フランスでも大ヒット&高評価!!

フランス公開から2か月半経った現在も、フランスの映画専門サイト「allociné」で、観客評価4以上をキープしています。
このサイトで4以上の評価がつくなんて、実はあまりないんです。

大好きな作品が、大好きなすずさんが、みんなに愛されてうれしいな♡

「この世界の片隅に」Dans un recoin de ce monde
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