今年に入り、とても寒くなりましたね。この寒さでまだまだ油断していませんか?そう、花粉症です!!花粉症と聞いただけで、むずむずしている方も多いのでは?!予想では例年ぐらいの飛散量とか、多い地域もあるとかないとか。何はともあれ、花粉症の方はこれからの季節はつらいですよね。そこで、今回と次回にわたり、花粉症の予防と対策について紹介していきたいと思います。今回は、メディカルハーブを使った対策法です。
花粉症とは?
花粉症とは、アレルギー疾患の一つです。アレルギーは、異物の侵入から体を守る免疫反応が過剰に反応して、様々な症状を引き起こします。この症状が、つら~いくしゃみや鼻水、目のかゆみなどです。
花粉症の予防や治療には、お薬を使っている人も多いですよね。でも、“くすり”は反対から読むと“リスク”となるように、体にもある程度負担をかけてしまいます。そこで、体に優しいメディカルハーブを使って花粉症対策をしてみませんか。
ただし、症状がひどく日常生活に支障がある方は、病院での診察を受けてくださいね。
ストレスと花粉症
冬の寒い間、動物は冬眠をしたり体力を消耗しないようなるべく動かないようにしているのが自然のかたちです。人間は普段通り生活をしていますが、実は冬の間はエネルギーを溜め込む季節で、春にかけて眠りから覚めるように代謝が急に活発になります。このような変化に体がついていけないと、代謝に大きく関与している肝臓に負担がかかります。
冬から春は、進学や就職、新生活などで、ストレスが溜まる季節でもあります。ストレスなどで交感神経が高まると肝臓の働きにさらに負担をかけ、肝機能が弱っていきます。肝機能が弱っているときに、花粉などのアレルギー物質が体内に入ってくると、アレルギー反応が起こりやすくなります。
ストレスを溜めない生活を心がけることが第一!さらに、メディカルハーブで、肝臓のケアもしていきましょう。
花粉症におすすめのハーブティー
エルダーフラワー
花粉症のつらい症状であるくしゃみや鼻水、鼻づまり、目の充血を緩和する働きがあります。イギリスではコーディアル(シロップ)という飲料として親しまれています。日本でも、ハーブショップなどで手に入れることができます。
ネトル
ネトルにはアレルギー疾患の体質改善に用いられます。ドイツなどでは、花粉症の予防にネトルなどのハーブを積極的に用いることを春季療法と呼んでいます。
アイブライト
アイブライトには抗炎症作用があり、花粉症による目のかゆみなどに使われます。
ダンディライオン
強肝、利胆作用があり、肝臓を強化する働きがあります。また解毒作用もあるので、冬の間に溜まった老廃物を排泄する作用もあり体質改善にも効果的です。
これらのハーブをお好みのハーブとブレンドして、花粉症シーズンが始まる前の今の時期から飲んでおきましょう。
ハーブティーと美味しいおやつでストレス解消もいいですね!(くれぐれも、おやつの食べ過ぎには注意してくださいね。)
それでは、次回は花粉症におすすめの食材などを紹介します。お楽しみに!