CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

ナスとかぼちゃと枝豆のかき揚げで夏バテの疲れた体を回復!

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯
ナスとかぼちゃと枝豆のかき揚げ

9月に入りました……まだまだ厳しい残暑が続きそうですね。
夏バテの疲れた体に、一足お先に秋を感じる素材でかき揚げを作ってみました。

ナスとかぼちゃと枝豆のかき揚げ

今日ご紹介するかき揚げには、夏バテ回復の心強い味方になる食材をたくさん使いました。
美味しくいただいて、夏バテ回復になりますように。

材料と分量(2人分)

とうもろこし…1本
ナス…1個
枝豆…むいて1/2カップ
かぼちゃ…30g
長ネギ…10g
天ぷら粉…1カップ
水…1カップ弱

作り方

  1. 生のとうもろこしはしごいて芯から実をはずし、ナスは小さ目のいちょう切り、長ネギは小口切り、かぼちゃは小さ目の角切り、南瓜も小さく角切り、枝豆は茹でたものをさやから出す
  2. 天ぷら粉を少し固めにといて、材料を全て入れてよく混ぜる
  3. 食べやすい大きさにして、こんがりと揚げる ※あまり大きすぎず1口〜2口で食べれる大きさがオススメ

夏バテに効果的な野菜たち

夏バテは、少し涼しくなってきた夏の終わりに症状が出てきます。
暑さの恐ろしいとおろは、体力・体液がが消耗し、血液がドロドロとしてくるところにあります。

その結果、熱中症や心臓疾患などを起こしやすくなるわけです。
まだまだ残暑の厳しい今、体力をつけて夏の疲労を早めに回復させましょう。

今日、ご紹介したかき揚げで使ったとうもろこしは、血液をサラサラにする効果があるリノール酸を豊富に含んでいます。
熱を冷まし、水分を補充するナスは、この他にポリフェノールの一種であるナスニンという抗酸化作用のある成分が含まれており、その値は他の野菜より高いとの研究結果が報告されています。

同じく抗酸化作用のあるべーターカロチンをはじめ様々なビタミンを豊富に含んで疲労を回復させるかぼちゃ、血のめぐりを良くする枝豆、長ネギなど、秋の美味しい素材を組ませてみました。

足立さんのオススメ

かき揚げは天つゆではなくお塩をかけていただくと、素材の味が引き立ちます。
天ぷらの衣は、もちろん一から作っても良いのですが、市販の天ぷら粉を使うと便利です。
ちなみに、私のオススメは“日清コツのいらない天ぷら粉-揚げ上手”です。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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