昨晩、母のInstagramのアカウントが乗っ取られた。
結果的には、今日のお昼過ぎに無事に取り戻し(笑)たのだけれど、本当に大変だった。
そもそも、Webに上がっている情報のほぼ99%は参考にならなかった。
母のアカウントはfacebookとの連携が解除され、登録していた携帯番号が変更され、途中からメールアドレスも変更されてしまったのだ。
2段階認証を設定していなかったうえに、そもそも登録していた携帯メールアドレスは、PCから送信されるメールを拒否しているという地獄絵図のような状況。
だから、変更された時点で通常なら届くセキュリティメールが届かなかった。
私のデバイスから復活を試みるも、変にセキュリティが高いのか(乗っ取らせるくせに)、私がアカウントを乗っ取り犯とみなされ、手も足も出ない。
過去に、アカウントを乗っ取られ、泣く泣く新しくアカウントを作った人を何人も見てきたけれど、そう……。
そうするのが1番手っ取り早いと思えるくらい、Instagramのサポート、アカウントの取戻しはハードルが高いのだ。
そもそも、サポートを受けるまでの方法が分かりづらく、なかなか辿り着けないという長い道のり。
もしかしたら、ほとんどの人はサポートに辿り着けていないのかも。
さらにさらに、サポートメールは全て英語。
そんなに難しいことが書いてあるわけではないのだけれど、日本語と英語のちょっとしたニュアンス違い。
簡単そうでなかなか理解できず、勘違い・間違い操作をするたびに一からやり直し。
こりゃ大変だ……。
「もう、このアカウント手放してもいいかな……」と弱気な母に対して、
「負けてなんかいられない!」と、闘争心を燃やした私のことは誰も手がつけられない。
母は北海道、私は東京。
私が母のiPhoneを作業することは到底無理なので、電話で説明。
なかなか、私が言っていることを理解できない母と、Instagramのユーザビリティの悪さにイラつき(本当にごめん)、怒鳴る始末(本当に本当にごめん……)。
「なんだか泣けてきた」と呟く母。
きっと、アカウントを乗っ取られたことよりも、怒鳴る私のせいでしょう……(本当に本当に本当にごめん!!)
今になって思うと、アカウントを乗っ取られたことよりも、イライラする私に怒鳴られながら慣れない作業をする方がトラウマになっているのではないかと、心配。
なんで、もっと優しくできなかったのだろう。なんだか泣けてきた。
そして、格闘することほぼ半日強。
無事にアカウントを取り戻した!!!!!
昨晩からのほぼ12時間で1週間分働いた気分と体力消耗。
この、負けん気をもっと他のところで使えると良いのだけれどと思わなくも無いが。
こんな思いは2度としたくないので、私は自分のSNSのパスワードを変更。
さらに、面倒だと思って設定していなかったアカウントも全て2段階認証に。
まさか、こんなに身近で起こるとは。
みなさんも明日は我が身と思ってお気をつけください……。