前回の連載では、フランス・ナントで映画の世界を堪能できるスポットを紹介致しました。
今回は、ナントの隣町・Rezé(ルゼ)にある建築を紹介致します!
2016年、上野の国立西洋美術館など7カ国・17施設が「ル・コルビュジエの建築作品」として世界文化遺産に登録されました。
その一つが「La Maison Radieuse(ラ・メゾン・ラデューズ)」。
1955年に建てられた(築60年)アパルトマンです。
ここに約200世帯が住んでいます。屋上テラスには幼稚園があるとのこと。
世界遺産、コルビュジエの作品に住むって、どんな感じなんでしょう…!
トリコロルパリの荻野さんが、こちらにお住まいの方にインタビューされていますので、是非ご覧ください♪
⇒【フランス・部屋】美しいフランス人陶芸家が暮らすル・コルビュジエのアパルトマン〈メゾン・ラデューズ〉
コルビュジエのUnité d’Habitation(ユニテ・ダビタシオン:集合住宅)といえば、マルセイユのが有名。
このメゾン・ラデューズもユニテ・ダビタシオンの一つではあるのですが、単に「ユニテ・ダビタシオン」といった場合はマルセイユのことを言うらしいです。
メゾン・ラデューズまでの行き方は、ナントからトラムに乗るのが簡単です。
バスだと「Maison Radieuse」や「Le Corbusier」っていう停留所もありすぐ建物のすぐ近くに停まるようですが、旅行者はトラムがわかりやすいかと思います。
ナントからトラムで2番線(青色の線)に乗って停留所「Espace Diderot」で下車。
そこから北の方向に歩いて7分くらい。
近辺は低層住宅ばかり、この建物だけ背が高いのですぐわかります。
目印がわかりやすいといいですね。
見学ができる日は水曜日と土曜日だけで、要予約とのこと。
この曜日も時間も時期によって異なるようなので、最新の情報は公式サイト をチェックしてくださいませ。
私が訪問した時は月曜日だったので、周囲で建物を見上げるのと、入り口のロビーのみしか見れませんでした(涙)
それでも、「一般人がたくさん住む世界遺産」はそうそうないので、大感激でした。
La Maison Radieuse
Boulevard le Corbusier 44400 Rezé
http://maisonradieuse.org/
Facebookページ
https://www.facebook.com/maison.radieuse.reze