パリの街を歩いていると、世界一美しい彼女が突如として現れます。
彼女のフォルムは高貴で、小顔が青空に映えます。
その彼女は、エッフェル塔!
なぜ私が「彼女」と言うのかというと…ただ単にフランス語で La Tour Eiffel と女性形だからです。
エッフェル塔はフランス革命100周年を記念して、1889年に建設されました。
それから120年以上もパリを見下ろして来たエッフェル塔、建設当時は「外観を損ねる」などと多くの批判がありましたが、今では訪問客数世界一を誇るパリのシンボルです。
実はエッフェル塔には正面がありません。
だからと言ってどこから見ても同じというわけではなく、角度や時間によって印象も異なります。
シャン・ド・マルス公園から見たエッフェル塔。
この写真は2007年にラグビーW杯が開催されたときのもので、真ん中に大きいラグビーボールがあります。
私が一番好きなのは、トロカデロのシャイヨ宮から見たエッフェル塔。
ここからの角度は、一段と大きく迫力がある気がします。
120周年のときは、イルミネーションショーでトリコロールに姿を変えました。
何時間も並んで上っても、エッフェル塔そのものの御姿を拝むことができないので個人的にはあまりお勧めしません…
(その代わり、「地下鉄のザジ」など様々な映画に出て来るシーンが蘇ります!)
展望フロアは風が吹きさらしで、これからの季節はかなり寒いのであたたかい格好&ホッカイロ必須です。
エッフェル塔を同じ目線で見たいなら凱旋門の頂上(螺旋階段をのぼるのは大変ですが、エレベーターもあります)、エッフェル塔を上から見たいならモンパルナスタワーの展望台がオススメです。
もちろん、下から見るエッフェル塔も圧巻です!(でもエッフェル塔の足元付近はスリ多発スポットなのでお気をつけて!)
ちなみに一番最初に掲載した写真は、ケ・ブランリー美術館敷地内にある展望レストラン「Les Ombres(レ・ゾンブル)」のテラスからの眺めです。
色々な場所からエッフェル塔を見つけて、お気に入りのアングルを探してみるのも楽しいですよ☆
フランスをパリを愛して止まないnontageさんの連載2回目です。
今回は、パリの象徴とも言えるエッフェル塔。
もう、私なんかが象徴なんて言って良いのかと思ってしまうくらいですが・・・
私は実際にパリに行ったことがないので、いつか見てみたい!と憧れでありますが、nontageさんが撮った色々なエッフェル塔を見て益々見てみたい熱が高まっています。