ひと口食べると幸せな気持ちになれるチョコレート。日本は世界で第6位のチョコレート消費国であることはあまり知られていない。
チョコレートの最大イベント「バレンタインデー」は終わってしまったけれど、チョコレートのことをちょっと真面目に考えてみよう。
チョコレートナイトでチョコレートを知る
チョコレートを知ろう!と1月23日(土)Daichi & Travel cafeにて、チョコレートナイトが開催された。
フェアトレード・チョコレートを使ったコース料理を食べながら、チョコレートやフェアトレードについて学ぶこのイベントは、ちょっと真面目にチョコレートを考える会。
募集開始と同時に満席になってしまう人気のイベントだ。
この日、参加者の前に並んだ料理は、チョコレートナイトのための特別コース。ガーナ、エクアドル、ボリビア、インドネシアの4産地のカカオの風味を生かした料理が振る舞われた。
<オードブル>
・小エビと彩り野菜のマリネ
(ピープルツリー:板チョコ オレンジ)
・レンコンとポテトのフライ〜カカオ塩を添えて〜
(オルター・トレード・ジャパン:ココアパウダー)
・ローストビーフと半熟卵チョコバルサミコソース
(スローウォーターカフェ:板チョコ ソルト)
・大地を守る会農園サラダ〜カカオニブを添えて〜
(オルター・トレード・ジャパン:カカオニブ、ピープルツリー:板チョコ ヘーゼルナッツ)
・豚肉のカカオスパイス煮込み
(オルター・トレード・ジャパン:カカオマス、ピープル・ツリー:板チョコ シナモン)
・チョコレートティラミス〜daichiスタイル〜
(ACE:ガーナ産チョコ、スローウォーターカフェ:ほおずきインカベリー、オルター・トレード・ジャパン:ココアパウダー)
次から次へと出されるチョコレート料理の数々。どれもとてもおいしく、そして不思議とチョコレートとマッチする。
今回の料理に使われたチョコレートたちはどれもフェアトレードのチョコレート。チョコレートを通して発展途上国の労働を支えている団体や企業が日本でもいくつも存在している。
料理の合間には、各団体よりフェアトレードチョコレートの現状や、取り組みなどが報告され参加者はおいしい料理とともに、自分たちがフェアトレードチョコレートを通しでできることを感じる時間となった。