30代、40代、50代。それぞれの年代できっとある、人生の分岐点や転換期。
そんなときふと手に取ってみたくなる、人生の先輩の知恵や工夫が詰まった、CheRish Brun.編集部おすすめ本を5冊ご紹介します。
「魔女の宅急便」の著者が書く“食”にまつわるコラム『おいしいふ~せん』
『魔女の宅急便』の著者で知られる、角野栄子さん。
88年間の日々を支えてくれたのは、いつも“おいしいもの”でした。
たんぽぽの汁を吸って亡き母を想った子ども時代、弟と1コの卵を分け合った戦時下、初めての味に驚きの連続だったブラジル生活、『魔女の宅急便』の読者から届いたゆすらんめのジュース……。
角野栄子さんならではのユーモアと温かみにあふれる文章と、カラフルで愉快なイラストを散りばめたショートエッセイ56編から成る『おいしいふ~せん(NHK出版)』。
何気ない毎日の素晴らしさに気づきをくれ「わたしにも何かいいことがあるかも!?」そんなふうに思わせてくれる、ユーモアと温かみにあふれた一冊。
大人も子どもも楽しめるかわいい装丁とサイズ感は、プレゼントにもぴったりです。