今から10年前。
仕事で毎日映画漬けのような日々を送っていた私。
でも、ここ数年は正直、驚くほど映画という娯楽から遠のいています。
あの頃は1日3本試写に足を運ぶなんて日も少なくはなかったけれど、今では年間5本鑑賞するかしないか……。
そんな映画から遠のいていた私が、久しぶりに「これは見たい!」と思った12月9日公開映画『ハッピーニューイヤー』をご紹介します。
実は私、特に深い理由があるわけではないのですが、韓国映画や韓国ドラマをほぼ見ません。
「愛の不時着」も見ていなければ「梨泰院クラス」も見ていない。
それこそ、以前、お仕事で数本の映画を観たかな……程度。
なので、いつもなら韓国映画は私のフィルターには引っかからないんです。
が、今回なぜひっかかったかと言うと、私の大好きな映画ゲイリー・マーシャル監督『ニューイヤーズ・イブ』を思い出させたから。
PRさんから送られてきたメールを見た瞬間、サイトをチェック。
トレイラー(予告編)を見て、試写がはじまったらぜったいに見よう!と決めました。
ちなみにクァク・ジェヨン監督は、『黄昏流星群』を『ラブ・アクチュアリー』のようにしたいと思いシナリオを描いたそう。
なるほど、『ラブ・アクチュアリー』ね!その作品の存在を忘れてた💦
もちろん2つの作品は全く異なっていて、『ニューイヤーズ・イブ』は広い意味での愛情を描いた映画だったけれど、『ハッピーニューイヤー』は完全なるラブストーリー。
小路桃子47歳兎年(来年は4回目の年女)、キュンキュンしながら鑑賞させていただきました!
ホリデームード満ち溢れる高級ホテルを中心に繰り広げられる、14人のラブストーリー。
長年片思いを続けている相手に結婚を告げられてしまったホテルマネージャー、全てがうまくいかずホテルで人生を終わらせようとしている宿泊客、イケメンだけれどクセのあるホテルのCEO、初恋の相手と40年ぶりに再会したドアマンなどなど、14人にどんなハッピーが訪れるのか。
派手な盛り上がりがあるわけではないけれど、最後は、本当にみんなハッピーでよかった!と思えるんです。
「私も2022年色々あったけれど、振り返ってみれば結果的にはとってもハッピーよね」と私自身前向きな気持ちをもらいました。(2021年の11月からいろいろあって怒涛の1年だったので、2022年の年末を無事に迎えられそうなことに感謝の気持ちでいっぱい!)
年末で忙しい人も多いと思いと思うけれど、ぜひお時間を作って劇場に足を運んでほしいな。
そして、このハッピーな気持ちを、2023年に“持っていくもの”にして欲しいです。
ここ1ヶ月で数本のステキな映画に出会えて、やっぱり映画はいいな!と思った私。2023年はもう少し映画を見ようと思っています(小さく宣言)。
「ハッピーニューイヤー」
12月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
gaga.ne.jp/happynewyear
配給:ギャガ
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