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私のごきげんな毎日

Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』のロケ地巡り

おフランスかぶれのうたかたの日々

10月2日にNetflixで配信開始されたドラマ『エミリー、パリへ行く

エミリー、パリへ行く

配信されてすぐに観たのですが、フランス旅行に気軽に行けない今、めくるめく美しいパリの景色にすぐに魅了されて、1日で1シーズン全部観てしまいました!

『SEX AND THE CITY』の製作陣が作っているそうですが、実は私そこまでSATCを知らないのです…(汗)
でもこの世界観にはどっぷりハマりました。

3話くらいまでは、フランス語がわからないときの疎外感やカルチャーショックなど、旅行のときとはまったく違うサバイバル感がよく描かれていて、自分自身の経験と重ね合わせたりして胸が痛かったです。
エミリーが「パリは好きだけど、パリには嫌われてる」というセリフを放つのですが、まさにそのセリフにすべてが凝縮されている感じがしました。

ところどころ「そんな上手いこといくわけない!」って突っ込みたくなる気持ちはありますが、所詮フィクションですから…
穿った見方をせず、純粋にパリの景色を見るのが楽しいです。
リリー・コリンズはとにかくかわいいですし♡
(フランス人の知人は「パリを美化し過ぎだよー」とぶつぶつ文句言っています笑)

そんなわけで今回は『エミリー、パリへ行く』シーズン1で出てきたパリのロケ地を少しだけご案内します。

定番スポットから新アドレスまで パリの名所がいっぱい

セーヌ川、エッフェル塔、凱旋門、モンマルトル…といったパリ観光定番スポットから、あまり他の作品では見たことがない新しいアドレスもロケ地になっているのも面白いところ。

6話 カフェ・ドゥ・フロール

カフェ・ドゥ・フロール

パリ左岸、サン=ジェルマン=デ=プレにある1887年創業の老舗カフェ「カフェ・ドゥ・フロール」。
エミリーがインテリなトマと出会った場所です。

エミリーにとってはあまりいい記憶はないかもしれませんが、古くからサン=ジェルマン=デ=プレは、サルトル&ボーヴォワール、ヘミングウェイ、ピカソ、トリュフォー、ボリス・ヴィアン、ゲンスブール…名だたるアーティストや知識階級が集う場所でした。
知識人っぷりをふんだんに見せつけるトマを描くのには、最適なロケーションだったのです(笑)

大女優カトリーヌ・ドヌーヴはこちらのカフェのすぐ近くに住んでいますし、映画監督のJ.L.ゴダールの目撃情報も多い地域です。

地図はこちら

7話 縁日博物館

縁日博物館

時計ブランドのイベントで使われていたのは、縁日博物館。
19世紀のお祭りにタイムスリップしたかのような館内は、リュクスなブランドのイメージともぴったり!

縁日博物館については、過去連載でご紹介していますので、ぜひご覧くださいませ。

3話 アレクサンドル3世橋

アレクサンドル3世橋

全裸モデルのCM撮影シーンで使われていたアレクサンドル3世橋。
ナポレオンのお墓があるアンヴァリッドの正面にあり、アールヌーヴォー様式のゴージャスな橋です。
写真のように、夜景もとっても綺麗なのです!!

地図はこちら

5話 アトリエ・デ・リュミエール

アトリエ・デ・リュミエール

ガブリエルとカミーユのカップルと、アパルトマンの前で鉢合わせしてしまったエミリー。
カミーユのノリで、3人で夜の街へ。
ギャルリー・ヴィヴィエンヌやモントルグイユ通りなどでインスタ写真を散々撮った後、少し離れたアトリエ・デ・リュミエールへと行きます。
(全話通して、エミリーがメトロやバスに乗っているシーンがないんですがどうやって移動していたんでしょうね…)

こちらも過去連載でご紹介していますので、ぜひご覧ください!

エミリーとガブリエルのアパルトマン

左岸のパンテオン近くのPlace de l’Estrapade(エストラパード広場)にあります。
ドラマの設定通り、フランスはエレベーターがない建物がたくさん。(そのぶん美しい螺旋階段がありますが!)
そしてエミリーのように建物のフロアの数え方が、他の国と違うのも最初は戸惑いますよね。
1階は「un rez-de-chaussée」(アン・レドゥショセ)と言います。
2階は「un premier (1e) étage」、3階は「un deuxième (2e) étage」…と、ややこしいのです。
でも数え方の概念が違ったことでエミリーはガブリエルと会えたわけですしね!

エミリーの会社&レストラン

エミリーは左岸に住んでいて一回もメトロに乗っていないようですが、会社は右岸にあります。
ルーヴル美術館とパレ・ロワイヤル公園の中間にあるPlace de Valois(ヴァロワ広場)。
レストランは黒色の屋根が目印の「Bistrot Valois」です。

まだまだフランスへ自由に旅行できる日は遠いので、ロケ地巡りできるのはいつになることか…という状況ですが、次のシーズン2とともに、気長にその日を待つことにしましょう!

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