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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

焼くだけなんてもったいない!塩さばで「鯖の竜田揚げ」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

少しずつ涼しくなってきましたね。今月もみなさんのお悩み解決をお手伝いする、かんたんがおいしいレシピをご紹介します。

今月のお題:魚料理がマンネリ化しています

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健康のために、魚の献立を積極的に取り入れたいと思っていますが、塩焼きばかりになってしまいます。美味しくてかんたんに作れる魚料理を教えください。
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足立さん
私の生活の中でも、お魚は意識しないとなかなか食べられない食品ですが、健康のことを考えて、できるだけお魚を食べたいと思っています。
特に背青の魚 鯖(さば)・さんま・イワシ・鰊(にしん)・まぐろなどは、DHAが豊富に含まれ悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、更に善玉コレステロールを増やす働きが確認されています。血液サラサラ効果です。
わたしは特に鰊(にしん)と鯖(さば)が好きなのですが、この頃ちょっと良い食べ方を思いつきましたので、今月はその食べ方を2回にわたってお伝えしますね。

鯖の竜田揚げ

今日はおいしい塩さばを使って「鯖の竜田揚げ」をつくります。

鯖の竜田揚げ

この頃、スーパーなどでおいしい塩さばが売っているのを見たことがありますか?昆布〆塩さば、旨塩さばなど、一昔前の塩さばと違っい、塩加減もとても良く、既に半身ずつにおろしてあって色々な名称で売られています。
特にノルウェー産のさばは脂乗りが良く、身も厚くてとてもおいしいのでおすすめです。

時々無性に焼き魚が食べたくなるので、この頃はお買い物の度に買うようにして冷凍庫に入れています。ただ、脂乗りの良いお魚ほど脂焼けしやすいので長い保存はむきませんから、取り敢えずの冷凍くらいに思い、回転良く食べてください。

材料と分量

  • 塩さば…半身2枚
  • しょう油…大さじ1
  • 酒…大さじ1
  • しょうが…ひとかけら
  • 片栗粉…大さじ3~4
  • 揚げ油…適量
塩さば

作り方

  1. 塩さばを3~4等分に切る。
  2. しょうがのすりおろし、しょう油、酒に①を15分くらいつけておく
  3. 全面に片栗粉をまぶして中火でカラッと色つくまで揚げる

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料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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