こんにちは、フラワーエッセンスセラピストの結美です。
関東もすっかり梅雨入りして、雨や曇天の日が多くなりました。
空がどんよりしていると、何となく気持ちまで落ち込みがちになりますよね。
この時期は引き続き、人間関係とコミュニケーションが活発になり、何かと周囲と関わる機会が多い流れでもあり、出来ればフットワークを軽く行動し続けたいタイミングなのですが、何故か心の奥で足踏みしてしまったり、ネガティブな思考が邪魔をして思うように振る舞えないということが起こりやすいようです。
この季節特有の心の曇りの原因に気付けたら、もっとオープンに、自由な心で前に進んでいけるはず。
今回のコラムでは、そんな“心の解放”と新たな世界(視点)へと自分をシフトさせる為の“気づき”を皆さんが得られるよう、満月コラム恒例のオラクルカードリーディングから最適のフラワーエッセンスとネイチャーエッセンスを選んで行きたいと思います。
(フラワーエッセンスの詳しい使い方については、第1回目のコラムをご覧ください。こちらから)
【 射手座の満月 】コミュニケーションと好奇心が活発になる時
月は、6月17日(月) 17時31分ジャストに、射手座で満月となりました。
射手座のエネルギーと言えば、“寛容”、“素直”、“楽天的”。
それでいて、思考よりも精神や哲学的なものを内側に秘めていて、それらをうまく使って外の世界へと、スピーディーかつ自在に飛び込んで行こうとするエネルギッシュさを持っているイメージです。
双子座の新月期から築いてきた人間関係、コミュニケーション、交渉の流れも、この満月のタイミングで一旦落ち着くか、途絶えるか、何らかの結果に落ち着きそうですが、
流れるように感情が外に向かっていくエネルギーの勢いはこのまま続きそうです。
このエネルギーを上手く味方につければ、勢いに身を任せて新たなステージ、新たな分野、新たな世界へと飛び込むことも可能でしょう。
ですが、エネルギーが過剰に働きやすいこの満月前後については、少し熱が入り過ぎて周囲の人達への気遣いや優しさに気付かぬまま、威圧的に物事を押し進めようとしてしまいがちです。
また、射手座のエネルギーの特長として、弾丸の如く飛び出して、スタートを切る勢いはありながらも、実はなかなかそれを維持して継続的に進めていくことは苦手のようです。
そんな、いわゆる“熱しやすく冷めやすい”心の状態と、行動への意欲とは裏腹に内側に生じる停滞感や心のブレーキを解消する助けとなるような、頼もしいフラワーエッセンスとネイチャーエッセンスを、早速オラクルカードリーディングで導き出してみましょう。
【仕事・学習】イライラ、不平不満は、遊び心と前向きなエネルギーへ転換を!
新月から続く人間関係の動きで、コミュニケーションが活発になるこの時期は、それに比例して他人や周囲から受ける言葉や態度、社会的な状況から受け取る影響次第で、イライラや不平不満を感じやすく、なおかつそれらのストレスを自分の内側に溜め込みやすくなりそうです。
そうならない為には、見ている視点、世界を変える(転換)することで、ネガティブな思考を遊び心ある前向きなエネルギーに変えるように意識するのが一番ですが、そうは言いながらもなかなかそれを実行するのは難しいものです。
では、ここで早速マーメイド&ドルフィンオラクルカードで必要なアドバイスを受け取って見ましょう。
出たカードはこちらです。
「Watch Your Thoughts(頭の中で考えること)」
要約すると……
どんな人でもネガティブな気持ちになることがあります。そんな時こそ、ネガティブになった自分の心と向き合って、自分の置かれた状況と自分の特性を理解すべきです。自分を見つめ直す大切さに気づくことが、良い選択をする近道です。
というアドバイスが読み取れます。
このアドバイスを元に選んだオススメのエッセンスが、このスピリットインネイチャーエッセンス「Spinach(スピナッチ)」( 15ml ¥3,000 )。
このエッセンスのキーワードは『シンプルさ』です。
何でも些細なことも深刻に考えてしまったり、分析しすぎる時に、その後ろ向きの視点から子どものように純粋でワクワクした視点へとシフトし、ハートを満たすサポートとなってくれる、シンプルながらも頼もしいエッセンスです。
日々コミュニケーションが飛び交い、周囲と関わりを持つことが不可欠なビジネスシーンにおいては、言葉のニュアンスや自分の受け取り方次第で、度々一喜一憂しがちですよね。そんな時は、このエッセンスの力を借りて、日々の感情の切り替えを上手く出来るようになれたら、仕事もコミュニケーションも円滑に進められそうですよ!
【メンタルケア】長続きしない、上手くいかない原因に気付く為には??
この時期のメンタル面は、物事に対する熱意とやる気があるので行動を起こすエネルギーはあるのですが、その情熱が長続きせず、いわゆる何事も“熱しやすく冷めやすい”タイミングとなりがちです。
色々なことにチャレンジするのも良いのですが、まずは現実の自分の状況を冷静に捉えて、上手くいかない原因に気づき、それを受け止めてあげる必要があります。
特に、何か興味のある事に着手するものの、気が変わって諦めてしまう人や途中で勇気がなくなり断念してしまう人は、子供の頃や過去生から受け継ぐトラウマが心をブロックしているということもあります。
では、そういった繰り返す心のブロックやネガティブなパターンを打破し、前に進んで諦めずに達成したい時にはどうすれば良いのでしょうか?
ウィズダムオラクルカードからアドバイスをリーディングしてみましょう。
出たカードは 「NEW LIFE(新しい人生)」です。
要約すると……
今、あなたは新しいアイデアとひらめき、チャンスが目の前に訪れています。臆する事なくその新鮮なエネルギーと豊かさを受け取って下さい。前向きなハートを持ち続ければ、新しい成長と人生へと向かうことができるでしょう。
というアドバイスが読み取れます。
このカードから導いたのがこちらのエッセンスたちです。
パシフィックエッセンス 「Lily of the Valley(リリーオブザバレー)」( 7.5ml ¥2,682 )
リリーオブザバレーは、無邪気さと素直さを伴いながらハートを開き、無条件の愛を持って目の前の世界、人、物事を見るのを助けてくれます。
それにより、内側へ塞ぎ込みがちのハートを軽やかにし、新鮮で前向きな気持ちで物事に取り組めるよう導いてくれるでしょう。
そしてもう一つのおすすめのエッセンスは、 ヒマラヤンフラワーエンハンサーズ の「Transmutation(トランスミューテーション)」( 15ml ¥3,200 )です。
こちらは、フラワーエッセンスの中でも大変パワフルなエネルギーを持つエッセンスと言われていて、「トランスミューテーション」はいわば、『自分の殻から飛び出す』ためのものです。
これまで繰り返しがちだった古いパターンを手放し、今までにない“新しい自分”を出現させるサポートとなる、強力なエッセンスとされています。
このエッセンスは、68年間で月が地球に最も近付いた2016年11月のスーパームーンのタイミングに、「アスティックリリー」という花から作られた貴重なエネルギーを秘めたエッセンスです。
リリーオブザバレーとはまた少し異なり、人生の選択において、自分の中で重要な岐路にある人や、これまでの自分とは違う一面を見出し、新しい世界へと進もうとしているタイミングを、このトランスミューテーションがパワフルにサポートしてくれるはずですよ!
【恋愛】飾らない素直な発言の中にこそ、愛と思いやりを込めて
この時期の恋愛においては、射手座の満月の影響を受けて、内側から突き動かされる衝動が働きやすいタイミング。
過剰なエネルギーが流れやすい満月前後は、言わなくても良い一言を発してしまうなど、自分の発する言葉や表現、表情の影響に注意が必要かもしれません。
この時期は、月のリズムと深い関わりがある女性性のバランスを整えるのが良さそうです。
また、相手への思いやりと優しさ、慈悲の心でコミュニケーションが取れるよう、広い視野と広い心も持っていたいですね。
それを踏まえて、クリスタルエンジェルオラクルカードからアドバイスを導き出してみましょう。
出たカードは正しく、な一枚でした!
「MOONSTONE(ムーンストーン / 高まった直感)」
このカードは、あなた自身が月のサイクルと深く関わりがあることを示します。ムーンストーンは月と同じく聖なる女性性エネルギーを宿す石とされています。この時期は直感を高めて、周囲への注意を払い幸せのサインを見逃さないようにしましょう。
というアドバイスが読み取れました。
このアドバイスから導いたエッセンスが、パシフィックエッセンス の「Hemlock(ヘムロック)」( 7.5ml ¥2,682 )です。
ヘムロックとは、伐採された土地にいち早く芽を出す樹木の種類だそうです。
柔軟性、女性性を象徴とする植物と言われ、本能的に直感を上手く使い、自身を守りながらも着実に行動するためのエネルギーを整えてくれます。
このエッセンスは、第7チャクラにも関わりが深く、自分に本来備わる感覚を高めて、エネルギーを全身へと広げて流れをスムーズに促してくれるでしょう。
女性であることに幸せを感じながら、その幸福感と思いやりを軽やかに表現するのをサポートしてくれるでしょう。
そして、もう一つのおすすめのエッセンスは、ブレッシング オブ ガイア スプレーの「 天川村 〈水・え 〉」(50ml ¥3,150)。
女性性を高める、ハートを開くサポートとなってくれる、アロマスプレータイプのネイチャーエッセンスです。
(ブレッシング オブ ガイア スプレー シリーズについては、前回の第11回目のコラムで詳しくご紹介しています。)
こちらのエッセンスは、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録をされた日本最古の神奈備があるパワースポット、奈良県吉野郡天川村で作られた、“聖地のエッセンス“です。この場所には「水の神」が祀られていて、その豊かな自然と美しい水が清らかに流れる「聖なる場所」で、このエッセンススプレーが作られたのだそうです。
天川村のエッセンスは女性性エネルギーを整えてくれるだけでなく、心地よさと安心感を感じながら、受け取るべき豊かさと幸せを受け入れる為にハートを開くサポートとなってくれます。
相手に対して優しく接したい、思いやりを持って言葉を交わしたいのであれば、まずは自分自身に優しく、そして、自分自身の今ある幸せを実感し、内側から満たされる事がとても大切なのだと思います。
神聖なクラリセージやラベンダーの香りをはじめ、フランキンセンスやサンダルウッドといった落ち着きと穏やかさを感じさせるアロマティックな香りも相まって、相乗的に女性としての気分も高まるのではないでしょうか。
最後に……
次回、第13回目のコラムは7月3日(水) 4時17分、“蟹座の新月”に更新予定です。
蟹座のテーマには、「母性」「慈悲深さ」「感受性」のキーワードが挙げられます。
月のエネルギーも高まるタイミングですので、この時期は少し感情的になりやすいかもしれません。
夏本番を前に、高まる感情と思考のバランスを整えて心地よく夏を迎えられるような、おすすめのフラワーエッセンスとネイチャーエッセンスをご紹介したいと思います。
お楽しみに!
【コラム後記】フラワーエッセンスの起源について
その始まりは太古の昔、医学が未発達の時代に遡ります。ヨーロッパや中東などでは、人々がお花や植物の朝露にパワーが宿っていると信じられ、そのパワーを取り込もうと朝露を飲んでいたことが起源とも言われています。
「自然療法」として正式に確立されたのは1936年。イギリス人医師であり、細菌学者のエドワード・バッチ博士によって「バッチフラワーレメディ(花療法)」が誕生しました。
その後、バッチ博士の理念を継いだ作り手たちにより、「フラワーエッセンス」や「ネイチャーエッセンス」として、世界各地へと普及していきました。
約80年以上経った現在に至るまでに多数のエッセンスブランドが誕生し、日本でも専門店やナチュラル志向のセレクトショップ、食品雑貨店などで、手に取ることが出来るようになりました。
最近ではナチュラルビューティ志向、ヘルシー志向の女性を中心に注目が高まっています。