今回は、ポケットモンスターをハリウッドで実写映画化した『名探偵ピカチュウ』をご紹介します。余談ですが、私はポケモン世代ではないため、これまでポケモンの種類はピカチュウくらいしか知りませんでしたが、3年前からスマホゲームアプリ「Pokémon GO」にドハマりし、今ではすっかり友達の子供(小学生)とガチで話せるレベルになりました(笑)。なので、そのポケモンの世界をハリウッドが映像化し、ピカチュウを『デッドプール』シリーズでお馴染みのライアン・レイノルズが演じると知ってから公開を心待ちにしていました。
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査のため家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまう。大人になったティムのもとにある日、ハリーの同僚ヨシダ警部補(渡辺謙)から「父親が事故で亡くなった」と電話がかかってくる。
ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティのハリーの部屋へと向い、そこで出会ったのが自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。ハリーの相棒だったというピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、「ハリーはまだ生きている」と確信をもっていた……。
主人公ティム役は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)の新鋭ジャスティス・スミス。日本語吹替版ではティムの声を竹内涼真くんが担当しています。そして竹内くんは本編でカメオ出演も果たしています。どこに登場するのかお見逃しなく! その他、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラなど豪華俳優が脇を固めています。
映画ではたくさんのポケモンたちが本当に存在しているかのようにリアルに描かれていて、その中でもとにかくピカチュウがゲームよりもアニメよりも可愛いのです。これまでの「ピカピカ~」という甲高い声で刷り込まれていたので、最初こそ驚いたライアンの声ですが、映画に馴染んでいてかつユーモアもあって、途中の歌うシーンはもう必見です。またライアンはモーションキャプチャーも担当し、ピカチュウの表情シワまでライアンの演技が活かされていて、名探偵ピカチュウの一挙手一投足にメロメロになりました。
ティムとピカチュウの新コンビが、ライムシティで起こる事件に立ち向かう『名探偵ピカチュウ』。日本での公開は、アメリカ公開(5月10日)よりも早い5月3日です。ポケモン世代でもそうでなくても、フサフサ&キュートな実写版ピカチュウに癒やされ、ラストは謎をスカッと解決してくれる展開にカタルシスも得るはずです!
名探偵ピカチュウ
5月3日(金)日本先行公開
https://meitantei-pikachu.jp/
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