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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

パリ16区 元駅舎のレストラン「La Gare」(ラ・ガール)

おフランスかぶれのうたかたの日々

パリには元駅舎を利用した建物がいくつも残ります。
代表的なものとして挙げられるのは、印象派の作品が多数あることで有名なオルセー美術館。
元「オルセー駅」だった建物には、駅舎だったころから使われている大時計をそのまま残しています。

そして今回ご紹介する「La Gare」(ラ・ガール フランス語で「駅」という意味)も、かつては駅舎だった建物を改造したレストラン。
パリ・メトロ9号線「La Muette」(ラ・ミュエット)駅からすぐの場所にあります。
エッフェル塔からも徒歩圏内の高級住宅街。
この界隈に住む人のことを「BCBG」(Bon chic bon genre ボン・シック・ボン・ジャンルの略。高級感あふれる、シックで上品な装いをする人々)という呼称まであるほど、パリの中でも特別に治安がいい場所です。

日曜日のランチタイム、建物の中に入ると、一階は託児所のような感じになっていて、子供たちが楽しそうに遊んでいました。
普段、一階はバーになっているようです。

レストランは、階段を降りた地下階にあります。
なるほど、大人たちが優雅にご飯を食べる間、子供たちは自由にはしゃぎまわれるわけですね!

元駅舎らしい造りで、かなり広いです。
地下階のレストラン部分は、元は駅のホームだった場所。

ネットで予約していたので名前を告げると、テラス席に通されました。
これがとても気持ちがいい!
パリにいるのに、プロヴァンスへバカンスへ来たかのような感じ。
木漏れ日の下、フランス人のおしゃべりをBGMにお食事をいただく幸せな時間。

「メニューはありますか?」と聞いたら「今はビュッフェのみだから、メニューはないの」と言われました。
そう、日曜のランチはビュッフェ形式。
お子様用のメニューも用意していて「お子様連れ大歓迎」な雰囲気です。
ご家族でいらっしゃっている方が多かったですが、一人でも入りやすい雰囲気ではありました。

ビュッフェはアジア風のお料理もあったり、野菜もたっぷり。
旅行中毎日フランス料理ばかりで負担がかかってしまった胃にも優しい、日本人の体質にあうお料理もありました。
ハーブティーの種類も豊富なドリンクバーも。

チーズも盛りだくさん!!
カヌレやマドレーヌ…お腹いっぱいでもついつい手が伸びてしまうデザートも。
クレープやワッフルは、注文するとその場で焼いてくれます。

ビュッフェはおとな一人39.5ユーロ(約5,000円)。
安くはないけど高くもないような価格設定ですが、この界隈のBCBGの方々からしてみれば、かなりお安いのでしょう…!
小さなお子様連れの方にもおすすめです。

日曜以外のランチは、
前菜+メイン または メイン+デザート のセットで24ユーロ
前菜+メイン+デザート のセットで28ユーロ
パリの一等地にしてはお値打ち価格なのではないでしょうか。

La Gare
http://restaurantlagare.com/
19, Chaussée de la Muette 75016 Paris
営業時間 12:00 – 15h00 / 19:00 – 23:30 無休

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