CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

【レシピ】疲労回復にいかときゅうりの海鮮炒め

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

いかときゅうりの海鮮炒め

ようやく新緑の季節になり始めた北海道から、東京に来たら緑も深く夏のような陽気に驚いてしまいました。
そろそろ夏に向かって体の中から、暑さ対策を始めなくては…

今日は夏野菜の代表とも言えるきゅうりと、これからが旬のイカを炒めて使ってみましょう。

この頃のイカの高騰ぶりには函館生まれのわたしにはビックリですが、冷凍イカでも十分おいしくできます。

イカはコレステロールを多く含みますが、血中コレステロールの増加を防ぎ、疲労回復効果のタウリンと言われる、タウリンの含有量が多いのも特徴です。
このタウリンは熱に弱いので、イカはサッと熱を通す程度に調理します。

いかときゅうりの海鮮炒め

いかときゅうりの海鮮炒め

材料と分量(2人分)
イカ(皮をむいたもの) 150g
きゅうり 2本
セロリ 1本
生姜 適宜
顆粒鶏がらスープのもと 小さじ1
大さじ1
塩・こしょう お好みで
サラダ油 大さじ2/3
ごま油 少々
作り方
  1. イカは斜め格子状に切込みを入れて1㎝幅に切り、一口大のそぎ切りにする
    きゅうりは麺棒などで軽くたたいて、食べやすい大きさの乱切りにする
    セロリは筋を取って3~4㎝の長さにして、縦2~3等分に切る
    生姜は千切りにする
  2. フライパンにサラダ油を入れて、きゅうりとセロリ、生姜を入れて軽く炒める
  3. ②に油が回ったら、イカを入れて炒め切込みが開いてきたら鶏ガラスープの素、お酒を入れて味を確認し、塩・こしょうで味を整える
  4. 最後に風味づけにごま油を1・2滴入れて出来上がり

※きくらげを入れて作ってみましたが、こちらもおいしかったです

美味しい日々
講習会のお楽しみ
 
かろうじて細々と続けている苫小牧での講習会も30年目に突入です。
最初の頃は毎月でしたけれど、ここ10年くらいは本当に年に4回がかろうじて。
お台所いっぱいに入る32人が定員です。品数は10品~13品の間をウロウロ。わたしのデモンストレーションを見ていただいて、その後にお食事会に入ると言う仕組みになっています。
デモの準備もさることながら、大変なのはお客様、スタッフ、新聞社の方の食べる食事用意。毎回45食ほど準備します。
下の写真は何だと思いますか?

インスタ映えしますね(笑)と言われましたが、これ、作り過ぎたり、少し多めに作って、くたびれて帰る皆のお家のお夕食になるものです。
1人一列ですが、この一列に何が入っているのか…このお楽しみが元気の源なのです。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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