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【レシピ】夏疲れにはとうもろこしご飯を

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

【レシピ】夏疲れにはとうもろこしご飯を

8月に入ってから熱い日と寒い日の繰り返しですね・・・
北海道ではこの頃から地物のとうもろこしが出始めます。今日はおいしいとうもろこしご飯を紹介しましょう。

野菜のイメージも強いとうもろこしですが、食物の中では穀物に分類されます。
疲労回復に優れた効果があり、消化吸収が非常に良いので、夏バテで食欲がない時や胃腸の調子が悪い時などには、すりつぶしてスープにすると良いでしょう。

夏場に手足や顔がパンパンに腫れてしまうむくみで困ったことはありませんか?このむくみの解消にはカリウムが有効です。利尿作用をたかめ、腎臓病、冷え性などに効くと言われています。
おいしいだけではなく優れた食品のとうもろこしを積極的に食べましょう。

とうもろこしご飯

材料と分量(2人分)
2合
とうもろこし(冷凍可) 1本分
コンソメ顆粒 小さじ2
バター 10g
青のり お好みで
作り方
  1. とうもろこしの粒を包丁ではずしておく
  2. 電気釜に研いだお米・水をセットした中にとうもろこし・コンソメ顆粒・バターを入れて炊き込む
  3. 器に盛り付け、お好みで青のりをふりかける

美味しい日々
とうもろこしご飯
忙しい7月でしたけれど、お楽しみもいっぱいあった7月でした。
大きな集まりを終えた日に、この頃のお気に入り……「なだ万茶寮」で打ち上げ。七夕懐石と言うのをいただきました。
七夕をイメージした涼しげなメニュー、和食は目でいただくものだなーとつくづく思いました。
その中のご飯が「とうもろこしご飯」でした。生っぽく、ちょっとくせのあるベーコンにパセリが散らしてありましたが、さっぱり目のメニューの中でこのコクは又、おいしいものでした。
去年の6月に、大阪吹田でいただいたミシュランのお店の「とうもろこしご飯」はバター味だったと思います。
北海道は素材が美味しい分、茹でるだけ、焼くだけと何とも調理の幅が広がらないのですが、ひと手間かけた夏のご飯「とうもろこし」は中々良いと改めて思った次第。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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