CheRish Brun.(チェリッシュブラン)

好きと心地よいがつくる、私らしく楽しい暮らし

ジョン・ウィック

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今回紹介するのは、多くの女性は苦手かもしれませんが…マフィア、バイオレンス、殺し屋という私の大好きなキーワードが飛び交う映画『ジョン・ウィック』です。主演は私のようなアラフォー世代は皆大好きキアヌ・リーブスです。映画PRのために来日したキアヌにインタビューをしましたので、彼の言葉も交えてこの映画と彼の魅力を伝えたいと思います。

ところで、同世代あるある話ですが、最近流行っている健康食材の「キヌア」という文字を見て、「ん!? キアヌ?」と読み間違えるほどキアヌ世代の私が初めて観た彼の出演映画は『マイ・プライベート・アイダホ』(1991)。故リヴァー・フェニックスとキアヌの若くて美しいふたりの切ないロード・ムービーに当時衝撃が走りました。それから24年経ってもそれほど劣化していない彼の美貌維持について以前本人に聞いたことがあるのですが、「ワークアウトも食事制限も時々やってるだけで、祖先からのDNAおかげかな(笑)」とフランクに答えていました。

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また私的エピソードですが、私の人生でキアヌは2つの記録を持っています。ひとつは、来日セレブのインタビュー取材回数ランキング1位タイ(計3回で、ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロンと並ぶ)ということ。毎回趣味のバイクの話をうれしそうに話してくれます。もうひとつは、映画鑑賞回数ランキング1位が『マトリックス』(1999)ということ(ちなみに2位もキアヌ主演の『スピード』(1994))なのですが、今回の『ジョン・ウィック』は、私の鑑賞回数ランキングを塗り替えるかもしれないほど、何度も観たくなる映画です。

内容は、ロシアン・マフィアにすべてを全てを奪われた元殺し屋ジョン・ウィックが、たったひとりで壮絶な復讐劇を繰り広げるノンストップ・キリング・アクション。『マトリックス』でキアヌのスタントダブルを務め、長年スタントコーディネーターとして活躍していたチャド・スタエルスキが、初監督作品とは思えないスタイリッシュな演出をています。とにかくアクションが滑らかで美しくキレキレっなんです。

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本作出演を選んだ理由についてキアヌは「僕は脚本を読んで、このジョン・ウィックというキャラクターが気に入ってね。それと彼をとりまく異質な世界観も好きなんだ。リアルな世界とアンダーグラウンドな世界があって、暴力的だけどユーモアもあって、そこが面白いと思うんだ」と。観ていると突っ込みたくなるシーン満載なのですが、ストーリーのテンポがよく、“殺し屋コミュニティ”がユニークで、ビーグル犬と絡むキアヌが可愛いので、アクションに興味がない女性が観ても楽しめると思います。

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キャラクターについては、「ジョン・ウィックは、過去を背負った、寡黙な有言実行の男。アンチヒーローだけど共感できるキャラクターにこだわった。そういうところはミフネ(三船敏郎)を意識したんだ」と、殺し屋仲間から恐れられる一方で慕われてもいるカリスマ性のあるジョン・ウィックの役作りの秘話も話してくれました。

また、ジョン・ウィックと固い友情で結ばれた殺し屋マーカスを怪優ウィレム・デフォーが演じているのですが、キアヌはウィレムの大ファンだったようで、「僕は彼の映画を観て育ったようなもの。彼はユニークなパフォーマーであり、俳優だと思うんだ。だから、そんな彼と初共演できて一緒に作り上げていけるなんて本当にクールな体験だったよ」と振り返っていました。

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そして、今年のカンヌ国際映画祭では、続編『ジョン・ウィック2』の製作が発表されました。その意気込みを聞いてみると、「もう少しアンダーグラウンドの世界を入れて、ジョン・ウィックという男の過去を掘り下げたストーリーにしたいね。普通の男であり、殺し屋であり、そしてもう一つ新しい一面を見せたいなと思っているよ」と、構想も少し明かしてくれました。期待していますよ! でも、たとえ続編がコケても(失礼!)、今後どんな作品に出ようとも、どんな姿をパパラッチされても、私は全力で彼を応援します(宣言)! だってキアヌ世代だもん。

と、今回は贔屓目で語りましたが、本作は間違いなくここ十数年のキアヌの出演映画でダントツに面白いです。彼の完全復活作をぜひ劇場で!

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『ジョン・ウィック』
10月16日(金)TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
http://johnwick.jp
Motion Picture Artwork (C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C) David Lee




Author's Profile

GLAM編集長/エディター・ライター國方 麻紀(くにかたまき)
香川・丸亀出身、東京・吉祥寺在住のアラフォーのエディター・ライター。
女性誌『ELLE JAPON』『VOGUE JAPAN』のウェブ・エディターを経て、現在は女性サイト「GLAM」編集長に。
好きな映画のジャンルは、バイオレンスや時代劇、B級など。
「このコラムを読んで普段観ないようなジャンルの映画にも興味を持ってもらえたらうれしいです!」
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