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私のごきげんな毎日

ヘルシービューティー!緑の野菜のチーズ焼き

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

10月に入りました。わたしの住む北海道のニュースでは、朝夕一桁台の気温の日があちこちで見られるようになりました。お天気の悪い日が続いたこの夏でしたが、この10月は真っ青な秋空を期待しています。

いよいよ秋本番・・・美味しいものの出回る季節ですね。お天気が悪い日が続くと体調もなんとなくスッキリしません。そんな体調を早めに回復させましょう。今日は緑の野菜をたっぷりと美味しくいただけるチーズ焼きをご紹介します。

緑の野菜のチーズ焼き

緑の野菜のチーズ焼き

材料と分量(2人分)

  • アスパラガス
  • さやいんげん
  • ピーマン
  • ブロッコリー…合わせて200g
  • とろけるチーズ…50g
  • オリーブオイル…大さじ1
  • ハーブソルト…適宜

作り方

  1. 野菜は食べやすい大きさに切っておく
  2. 耐熱皿に野菜を並べてハーブソルト、オリーブオイルをかけたら、とろけるチーズをのせてオーブン(オーブントースター)でこんがりと焦げ目がつくまで焼く

緑の野菜の効能

野菜には色によってそれぞれの効能があります。アスパラガスなど緑の濃い野菜に多く含まれているのが、色素成分のカロテノイドです。
赤い野菜に多いβ-カロテンに加え、α-カロテンも多く含まれているのが特徴です。カロテンの抗酸化力は、β・カロテンより強いと言われています。

また、緑の野菜にはビタミンB群のひとつである葉酸も豊富に含まれます。この成分は「脳の栄養分」とも呼ばれており、血液の循環をスムーズにし、血圧を安定させる働きがあります。そのほか、カリウムやビタミンなどもたっぷり含まれています。造血作用のある成分が多いので、貧血に高い改善効果があります。

アスパラガスには、毛細血管を拡張するアスパラギン、アスパラギン酸が含まれており、血圧を下げる働きをします。緑の野菜に含まれるこれらの成分は熱に弱いものが多いので、妙めたり、ゆでたりするときは火を通し過ぎないよう注意しましょう。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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