2015年6月18日CheRish Brun.ではハーブ入り梅酒のワークショップを開催しました。
日本ならではの梅仕事。市販の梅酒も美味しいけれど、自分で作った梅酒は格別。
出来上がりを待つ時間は、まるで子供を育てているような愛おしい時間。そしてできあがった梅酒に思いもひとしおです。
ハーブ入りピンクの梅酒の効果は?
今回ワークショップで作った梅酒にはドライマロウを入れました。
マロウの効果は……
- にきび、肌荒れ改善
- 便秘改善
- 気管支炎改善
- 喉の痛み、咳改善
など。
美ぼうのモナコ王妃グレース・ケリー(故人)はブルーマロウを愛したそうです。飲むだけではなくハーブ水をスキンケアに使う方もいるほどの美肌効果があります。
マロウのハーブティーはきれいなブルー。これは、マロウの有効成分「アントシアニジン」が反応して起こります。
が、そこに酸性のものが加わるときれいなピンク色に!
マロウを梅酒にいれることで、美容効果を発揮すると共に、見た目にも美しい、体も心も美しく満たされる大人女子のための梅酒を作りました。
梅酒のうれしい効果
大人女子には人気の高い梅酒。
実は梅酒にも“飲む美容”としてうれしい効果があるのはご存知ですか?
クエン酸が豊富!脂肪燃焼量をアップしてダイエットしやすい体に
梅酒にはクエン酸が多く含まれています。クエン酸は、疲労物質である乳酸を分解する作用や、体のエネルギー代謝を行うために必要です。
これらは「クエン酸サイクル」と呼ばれ、これが潤滑に回っていないと、糖質や脂質の代謝がスムーズに行われず、また乳酸が溜まるなど、痩せにくくなったり疲れが取れない、疲れやすいといった症状が現れます。
逆にクエン酸サイクルが潤滑になると、エネルギーが効率よく消費されるようになります。
つまり脂肪燃焼量があがり、ダイエットしやすい体になります。さらに疲れにくく、太りにくい体質にもなります。
体の末端まで温めて快眠
手足の指先など体の末端が冷える性や、なかなか寝つけない人に試してみていただきたいのが、寝る前にお湯割りの梅酒を飲む方法です。
梅とアルコールの相乗効果で血行が良くなり、リラックスして眠ることができるそうです。
梅酒に限ったことではなく、アルコールは飲み過ぎると逆に眠りが浅くなってしまいますので、1杯程度にしておきましょう。
リラックス効果
梅酒が好きな人は、あの芳醇な香りが気に入って飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
香りの元は主に梅に含まれる「ベンズアルデヒド」という芳香成分で、杏やすももにも含まれています。梅酒にはアロマテラピー効果があると言われており、リラックス効果が期待できます。
参考:マイクロダイエットネット
http://www.microdiet.net/diet/000864.html
自家製ハーブ入り梅酒を作ってみよう!
マロウの美肌効果と、梅酒のダイエット&リラックス効果。
そこに、見た目の美しさが揃ったハーブ入り梅酒はいかがですか?
ワークショップで作った梅酒は、つけ始め1週間後にハーブを取り除き、さらに1ヶ月後くらいから飲んでいただくことができます。
今年はすでに梅のシーズンが終わってしまいましたが、来年は“飲む美容”としての梅仕事をしてみませんか?
CheRish Brun.では来年も、みなさんと一緒に梅仕事ができればと思っています。
ワークショップも開催予定です。まだまだ先になりますが、楽しみにしていてくださいね。
今回、ハーブ入り梅酒を教えてくださったのはライフスタイリスト/ ハーブ研究家の山本真衣さん。
梅酒のレシピだけではなく、保存する容器をちょっとこだわってみたり、オリジナルタグを用意してみることも提案していただきました。
ほんの少しの心遣いと工夫で、ライフスタイル自体がワンランクアップしたものになります。
日本で昔から行われている、梅仕事を大切にする思い、手作りの大切さも心に残しながら“飲む美容”を実践できたらいいですね。