こんにちは、セラピストの結美です。
いよいよ今年も残すところあとわずか。
年末が近づくにつれて、仕事や家の大掃除、クリスマスやお正月の準備で皆さん忙しい日々を送られているかと思います。
そんな中でも、
「新しい年を縁起のいい一年にしたい!」
「年神様と新年を気持ち良く迎え入れたい!」
と、誰もが願っているのではと思います。
そこで今回は、年末のテーマに相応しく、我が家の縁起の良い年末年始の迎え方をいくつかご紹介させていただきます。
分散掃除と床・玄関の”お浄め拭き”のすすめ
年末の大掃除は、時間も体力も使いますよね。
私自身も年末の大掃除が大の苦手です…。
しかし、ここ数年は11月の初め頃から少しずつ分散して、お家の中を掃除するようにしています。
そうすることで、わざわざ年末に大掛かりな掃除をすることもなくなり、負担が大幅に軽減しました!
1箇所ずつ分散すれば、一回15〜30分で掃除が終わるので、もはや大掃除という概念はなくなります。
しかも、私はわりと横着(笑)なので、全て完璧に整えようとすることもなく、自分の感覚的に
「ここは絶対キレイにしておかないと気持ち悪いな。」
とか、
「ここをキレイにすると気の通りが良くなるな。」
と感じた箇所だけ、まずは済ませておけばOK!という感じにしています。
(例えば、エアコンと換気口のフィルター掃除やキッチンの換気扇などです。)
そして、家の中に滞ったエネルギーを外に追い出して、新年の良いエネルギーと共に年神様を迎え入れるためにも、玄関とフローリングの拭き掃除だけは、欠かさないようにしています。
ポイントとしては、フローリングワイパーは使わず自分の手を使い布巾で拭くことです。
玄関は、風水的にも特に重要な運気の出入り口であり、家族の開運を左右する場所です。
またフローリングは、ピカピカにすることで家族をネガティブに誘うエネルギーを浄化して、邪気を跳ね返すことができます。
いずれの箇所の拭き掃除にも、お気に入りの浄め塩と浄化力の高いスッキリとした香りの精油の力を借りるのが、我が家のこだわりです。
私はこれを”お浄め拭き“と呼んでいます。(笑)
やり方は簡単。
バケツのお水に塩をひとつまみ、精油を11滴垂らします。(この適数にもエネルギー的な意味があります!)
そこに、布巾を浸して絞り床を拭くだけです。
特に下記の塩と精油は、しっかりと場の空気とエネルギーを整えることができるので個人的におすすめです。
- 神社の浄め塩
地元の神社やお気に入りの神社のものを使いましょう。それにより浄めの力と土地のエネルギーを守ります。
- TEJAKURAさんピラミッド塩
自然の力で形成されたピラミッド型の粒塩。一粒でかなりの浄化パワーがあるので、お水に一粒溶かすだけで場をしっかり浄めてくれます。
さらに、掃除の終わりに部屋の四隅に一粒ずつ置けば、盛り塩効果で嫌な気を寄せ付けない神聖な結界になります。
- Nahrin(ナリン)のハーブオイル33+7
一家に一個持っておくと便利な万能ハーブオイルで、肌に直接塗ることもできます。スイスの修道院に伝わる秘伝のブレンドは、どんな気分の時も頭と心がスッキリするほど心地よい香りで、拭き掃除に活用すれば場の空気とエネルギーを整えることができます。
玄関のフローリングをお浄め拭きするだけでも、お家の空気感と自分の気分が変わるのを感じられるはずですよ!
自分自身の心とカラダの大掃除をしよう
年末の大掃除はお家の中だけではありません。
一年頑張った自分自身の心と体の疲れ(憑かれ)もスッキリ落として、新しい年を軽やかにスタートしたいところ。
私の場合、年末は近所の神社で開催される大祓いの儀式になるべく参加するようにしています。
儀式に参加できなくても、大晦日の半月前頃から神社に茅の輪が設置されるので、その期間に参拝しに行きます。
神社に行くと、まずは茅の輪くぐりをします。
そして参拝を済ませ、社務所で人形の半紙を授かり、そこに名前を書いて体の各箇所を紙で払い、社務所にお渡しします。
そうすることで、今年一年の穢れや罪、過ちが祓われて身が浄められるとされていて、大祓いの儀式当日には、神社でその紙をお焚き上げして下さるのです。
そして、大祓いを済ませたらセルフケアでも心と体を整えます。
私はフラワーエッセンス(花療法)の力をよく借りるので、ジャナークというブランドのワイルドフラワーエッセンス入りクリームで、全身の保湿とエネルギーケアをします。
ジャナークのクリームの良いところは、「ゆるめる・流す・活力を高める」の3つのアプローチを、肉体レベルだけでなくエネルギーレベルでもしてくれるところです。
しかも、どんな気分の時にも心地良いと感じられる香りなのもポイントなのです♪
その日のコンディションに合わせて優しい香りのクリームを使い分けて、年末までしっかりと心身を整えていきます。
なぜお正月飾りが大切なのか?
最後にお話ししたいのが、お正月の御飾りについてです。
それぞれの御飾りにはこのような意味や願いが込められています。
- 門松
門松には「松・竹・梅」があしらわれており、松は「祀る」・「神を待つ」・長寿を意味し、竹は生命力を象徴します。梅は新年にふさわしい花とされ、開運と出世の意味があり、この3つを玄関に飾ることで年神様をお招きします。
- しめ縄・しめ飾り
神社のしめ縄と同様に、神様をお迎えする神聖な場所へ悪いものが立ち入らないよう結界の役割となります。しめ縄に縁起物を取り入れたものがしめ飾りと呼ばれます。
- 鏡もち
鏡もちは、まさに年神様が依代(憑依する物)とする対象です。神事で使う鏡と人の魂を2つの餅で表しているという説もあれば、太陽と月を表し”福が重なる”という意味が込められているという説もあります。また、餅の上の橙には家系継承の意味もあることから、家庭円満、家系繁栄などの願いが込められているとされています。
ちなみに、わが家では主に鏡餅と玄関先のしめ飾りを取り入れていますが、こだわりとしてはなるべく自然に還る素材だけで手作りされたものを選ぶようにしていることです。
どんなものにも言えるのですが、天然素材のものは人工素材のものよりもエネルギーが高いです。
また、悪いものを家に寄せ付けず、自然界のエネルギーを好む年神様にとっても天然素材が飾られた空間というのは、とても居心地が良いはずです。
もちろん、全ての習わしを取り入れることは難しいので、出来ることからやってみようという気持ちを持つことから始めればOK!
「少しずつ、無理なく、心地よく」を大切に、何事も楽しみつつ愛を持って感謝しながら行うということが、何よりも大切だからです。
それができれば、新年の良いエネルギーをどんどん引き寄せることができ、年神様に気に入ってもらえる空間作りができるようになってくるはずです。
最後に、2024年もコラムをお読みいただきありがとうございました。
皆さんも楽しく清らかなエネルギーをまとって、ぜひ素敵な2025年をお迎えくださいね!