新たな保護猫、ハウルを迎えて早や4週間近く。
正直、嬉しさよりも不安が先だっていたのだけれど、その不安がまさに的中。
子猫はとても免疫力が弱い。
ハウルもご多分に漏れずで、我が家に来た当初から、目ヤニとくしゃみと鼻水の症状が出ていた。
成長するにつれ免疫力がついてくると、そういったトラブルも自然と治まったり減ったりするのだけれど、小さいうちはいかんせん仕方がない。
トムとジェリーは年イチのワクチンはしっかり打っている。ハウルを病院に連れて行ったとき、かかりつけ医からは、
「先住ネコちゃんたちは、ワクチン打っているならたぶん(移らないから)大丈夫。」
そう言われて安心していたのだけれど……。
トムに症状が出てしまった。結膜炎とくしゃみ。
本来、軽い結膜炎なら目薬で治るのだけれど、トムは悪化してしまって。
注射2本をおケツに打たれ、目に塗り込む軟膏を処方され、挙句、猫生初のエリザベスカラーをつける羽目に。
トム診察後に先生が、
「帰りにどん兵衛買って帰ってね!猫・どん兵衛で検索したら出てくるから!」
「なぜにどん兵衛……?」
訝しく思ったけれど、言われたとおりネットで検索し、どん兵衛を買って帰った。
用途はコレ。
エリザベスカラーの代用。
まさかどん兵衛にこんな使い道があるとは!!
猫と共に暮らして20年近くなるが、エリザベスカラーとは無縁の生活だったので、これには本当に驚いたし、いたく感心もした。
どん兵衛カラーを付けられたトムは、この世の終わりのような面持ちでそれはもう落ち込んで。
動きもぎこちないし、元気もさらになくなるしで、心配になった。
ハウルがある程度大きくなるまではなんとか頑張るしかない。
トムとジェリーのケアも今まで以上にしなければ。
彼らの弱った姿に母もメンタル削られまくりですけれど、そんな弱気じゃいけないものね。
ここは踏ん張りどころ、とにかくやるしかない。
To be contimew.