CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

2022年、パリのメトロから消えゆくもの

おフランスかぶれのうたかたの日々

フランスでは美術館やレストランへの入場時にワクチンパスポートの提示が義務付けられているものの、感染状況は落ち着いてきていて、「withコロナ」との新たなフェーズでの生活が始まっています。

パリの風景 エッフェル塔

日本入国時の10日間自宅待機期間の条件が緩和されさえすれば、フランスへ旅行できる日も近い…!!
光が見えてきてうれしい限りなのですが、逸る気持ちもあるのです。

というのも、明日10月14日から、パリのメトロから徐々に消えていくものがあるのです。
それは、「紙の切符」。

旅から帰って、ポケットやカバンの片隅から使用済みメトロの切符が出てくるという、あの「帰国後早々にパリが恋しくなる」瞬間。
初めてフランスへ旅行したときから変わらないあの瞬間も、もう数年後には味わえないのだなあ、としみじみ思った次第であります。

なんだかんだで捨てられないので、変色してしまったり折れ曲がってしまったものも、取っておいています。
インターネットがなかった頃はブログでなく手書きの日記を書いていたので、その日使った切符を日記に貼ったりしていました。

パリ メトロの紙の切符

フランスは連日ニュースで取り上げているほど環境問題を積極的に考えていて、環境問題を第一のマニフェストとして掲げるいわゆる緑の党もいくつも存在し、支持者を増やしてきています。

この「紙の切符廃止」も環境問題に配慮したもの。
生産を減らすことで単純に環境負荷軽減につながるのはもちろんのこと、使用済み切符のポイ捨てにもつなげるのも大きな目的のひとつ。
もし紙の切符が路上に捨てられた場合、自然分解するのに1年もかかるとのこと。
(なので思い出とともにポケットに入れて持ち帰る私の行為はとてもエコだったのですね笑)

紙の切符は明日から約100駅の券売機で販売終了、3ヶ月後の来年1月には176駅の券売機で販売終了、3月にはすべての駅で販売終了、と3段階で完全に販売終了となります。

私は昭和人間なので紙の切符への未練はたらたらと残るとは思いますが、ちゃんとICカード(日本でいうSuicaのような存在)の「NAVIGO」(ナヴィゴ)も作ってあります。
数年前にもっと便利な「NAVIGO EASY」(ナヴィゴ・イージー)も発売されました。

↓ちなみにこれはナヴィゴを購入直後に撮った写真なのですが、なぜか新品の感じがなく、既に使いこなされた感じが…

ナヴィゴ

優しい係員さんに発行してもらうと、その場で写真を貼ってくれます。
写真のサイズオーバーした部分を丁寧にカットしてくれたり、説明をゆっくりしてくれたり、とフランスらしからぬ(失礼!)丁寧な対応にびっくりしながら写真を撮りました。

パリのメトロ

コロナ禍以降、バスの運転手から直接紙の切符を買うことができなくなったりと、この二年弱でガイドブックに載っている情報から大幅にアップデートされているのはこの交通事情。戸惑う旅行者も続出しそうですが、もし2022年3月までに旅行ができるのであれば、IC型のナヴィゴのみならず、紙の切符の購入もおすすめします!

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