1月も終わりですが、クリスマスの話題です。
フランスでは11月頃からクリスマスの準備が始まります。
クリスマスマーケットのことをフランスでは「Marché de Noël」(マルシェ・ド・ノエル)と言います。
Magie de Noël aux Tuileries
パリでは、2017年まではシャンゼリゼ大通りの両脇に屋台が立ち並んでいましたが、市の意向で中止に。
(理由としては、フランス産ではない、質の悪い商品を並べる屋台が多かったからとか?)
パリの街じゅう、いたるところでクリスマスマーケットは開催されているのですが、一番大規模だったシャンゼリゼ大通りのマーケットの中止は個人的にとても大きなニュースでした…。
でも2018年から、チュイルリー公園に大規模クリスマスマーケットが戻ってきました!
ホットワイン「Vin chaud」(ヴァン・ショー)やオニオングラタンスープ、クレープなどの美味しそうな香りが漂う屋台だけでなく、観覧車からお化け屋敷や絶叫系まで、たくさんのアトラクションがある移動遊園地とセットになったクリスマスマーケットは、シャンゼリゼ大通りにあったころよりもより賑やかで、子どもも大人もより楽しめるものへと変わりました。
おすすめアトラクション「サンタスウィング」
高所恐怖症の方には向いていませんが、「高いところが大好きで絶叫系もそこそこいける」という私が2018年のクリスマスからどっぷりハマったのが、「Santa Swing」という回転ブランコ(Les chaises volantes)のアトラクション。5ユーロ(約600円)でした(2020年1月時点)。
ビルの5階くらいまでの高さで高速回転するだけのシンプルなアトラクション。
遠くのほうにエッフェル塔も見えます。
毎時0分きっちりには、キラキラのシャンパンフラッシュが始まります!
普段見ることのない、このアトラクションに乗るからこそ見えるアングルのパリは、何度乗っても新鮮に映ります。
↓こちらのInstagramポストの4・5枚目に動画あります。
夏の移動遊園地のときにも乗りました。
こちらはTwitterにも投稿しましたが、控えめに言っても最高!
冬は上空が異様に寒く感じるので、防寒対策だけはしっかりとしていってください。
あと、荷物預ける場所が心もとないので、あまり大荷物で行かないほうが賢明です。
パリを一望できる観覧車
料金12ユーロ(約1,440円)とちょっとお高めですが、高いところが苦手なかたにも観覧車はおススメです!
ルーヴル美術館のピラミッドがすぐ眼下に、そしてシャンゼリゼ大通りのクリスマスイルミネーション、ライトアップされたエッフェル塔からサクレクール寺院まで、パリが一望できます。
難を言えばガラスがとっても汚いので、写真を撮るのが非常に難しかったこと。
ところどころから外気が入るワゴンなので、こちらも防寒対策はしっかりと。
マルシェドノエルのおすすめグルメ
クリスマスマーケットのグルメといえば…やっぱりホットワイン「Vin chaud」(ヴァン・ショー)は欠かせません!
スパイスたっぷり、冷えた体を温めるのにも最適。
ホットワインだけでなく、りんごのお酒・シードルを温めた「Cidre chaud」(シードル・ショー)、オレンジジュースを温めた「Jus d’orange chaud」(ジュドランジュ・ショー)もあります。
ホットオレンジジュース?と最初は驚きましたが、これがとっても美味しいのです。
お酒が苦手な方はぜひ。
お店にもよりますが、ドリンクを注文するとかわいいカップに入れてくれます。
これは2019年のチュイルリー公園のマルシェドノエル限定カップ。
そしてそして…
なんととろけるチーズ、ラクレットのサンドイッチもあるのですー!
漫画みたいな大きいチーズの断面を専用の機械で温めて、溶けたところをたっぷりとバゲットにかけてくれるのです。
9ユーロ(約1,080円)とちょっとお高めではありますが、ボリュームたっぷりなので大満足です!
夏の移動遊園地のときも屋台はありますが、圧倒的にクリスマスバージョンの方が屋台が楽しいです♡
他にもスケートリンクがあったり、「風雲たけし城」(実際にフランスでも放送があったんですよ!)みたいなアトラクションがあったり…と、丸々一日中いても楽しいと思います。