いよいよ「令和」が始まりました。どんな時代になるのでしょう。
さて先月からスタートした「おうちにお花を飾る」。
1本から数本でも、季節のお花をシンプルに飾れるアイデアをお伝えしています。
季節のお花“すずらん”を飾る
暦はいつのまにか「立夏」を迎える頃となりました。お花もすっかり春から夏の装い移ってきました。
今月は季節のお花“すずらん”を飾ってみましょう。
2本のお花でアレンジしてみる
先月はお花を1本飾ってみましたが、今月はお花を2本使ってのアレンジです。
今回、スズランと一緒に飾る花は“ミヤコワスレ”。凛とした佇まいが美しいお花です。
まず、ミヤコワスレを花器の高さと花の長さを同寸(同じ比率)にして活けます。
先月の「1本でお花を飾る」の基本ポイントですね。先月の記事はこちらをご覧ください。
次にスズランを活けます。
複数のお花を飾る時は「高低差をつける」がポイントです。
スズランをミヤコワスレより少し短めに活けます。
スズランにはミヤコワスレよりも大きな葉っぱがついています。一方でミヤコワスレはスッとした線のあるお花です。
そんな特徴から、ミヤコワスレを高く活けた方がバランスよく見えます。
いかがですか?2本のお花でもお家の中がパッと華やかになりますよ。
今回、花器に使ったのは紅茶の空き缶です。花瓶がないからと難しく考えるのではなく、空き缶や空き瓶などを利用して気軽にお花を飾ってみてくださいね。
すずらんだけを飾ってみる
もちろん、すずらんだけを飾ってみてもとてもかわいらしいです。
お気に入りのグラスにスズランを2本活けてみました。
口が広い花器にすずらんだけをたくさん活けてみました。
飾る本数によってお花が持つ印象がガラっと変わりますよね。
どのすずらんの活け方がお好みですか?
ぜひ、お気に入りの活け方を見つけて、今月は季節のお花“スズラン”を飾ってみまてください。
5月1日はスズランの日
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今日5月1日はフランスが発祥の「スズランの日」。
友人や家族など愛する人に贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れると言われてます。
スズランの花言葉「再び幸せが訪れる」はそこから付けられたとも言われているようです。
相手の幸せを願って花を贈る……素敵な習慣ですね。
Living with Flower
色々な展覧会やお花を見に行くことが私の愉しみの1つです。
そして、お花を活ける等お仕事でも、とても刺激や栄養を与えていただく大切な出来事であり、大好きなことの一つです。
先日ミキモト本店で開催中の「ようこそ、ボンボニエールの世界へ —皇室からのかわいい贈りもの—」へ伺って来ました。
まさに今が旬のイベントではないでしょうか。
とても美しかったです。
5月10日までの開催ですので、ぜひオススメですよ。
「ようこそ、ボンボニエールの世界へ —皇室からのかわいい贈りもの—」
イベントの詳細はこちら
春期講座のご案内
「小林亮子のフラワーアレンジメント講座」
ラグジュアリーな生花を使うことで定評のある講師が、初夏が待ち遠しい季節の中、バラやハーブをかわいいバスケットに入れたフラワーアレンジを楽しみます。
日時:5月30日(木)午後2時〜4時
受講料:10,000円(花材費・バスケット代・小さなお菓子とお茶付き代含む)
お持ち物:花ばさみ・筆記用具
*写真はイメージです。
松屋友の会が提供するレッスン講座
クラブMG カルチャースクール
お申し込み・お問い合わせ フリーコール 0120-001-550
承り時間:午前10時〜午後7時30分
素敵にご紹介いただいています!
最近は、このレッスンに合わせて、素敵な色々なバスケットを充実させています。
皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
その他のレッスン
*F.L.ライトの建物で花を活ける「Décoration Florale―デコラシオンフローラル【芸術文化】
*“花”ある暮らし「亮子さんのフラワーレッスン」
http://ryoko-kobayashi.jp/lesson.html