先月、フランスの紅茶ブランド「Janat(ジャンナッツ)」×と「My Little Box(マイリトルボックス)」のコラボイベントが、表参道ジャンナッツ サロン ド テにて開催されました。
ジャンナッツ、今では日本でも販売しているお店も増え、近所のスーパーでも気軽に入手できるようになり、私たち日本人にとって、身近な存在に。
でもその歴史は1872年創立、なんとエッフェル塔よりも長いのです!
現在のジャンナッツのオーナーであるベジット・ドレスさん。
ベジットさんの曾祖父のジャンナッツ・ドレス氏が、ジャンナッツ社の創設者なのです。
サロンドテでいただける「ジャンナッツ フレンチオークティー」は、1889年のパリ万博博覧会でジャンナッツさんとギュスターヴ・エッフェル氏の話し合いのもと生まれたそう。
香りは甘いのに、少し感じる渋みがとっても美味しかったです!
店内でいただける紅茶とケーキのセット「L’heure du Thé(ルー・ドュ・テ)」。
こだわり抜いたレシピで作られたケーキも、是非味わっていただきたい。
本当に美味しいんです。
上から「Le Gâteau de Janat」(ル ガトー ド ジャンナッツ、アールグレイの茶葉とレモンを使用したベイクドケーキ)、「Pyramide Aztèque」(ピラミッド アステック、バナナが入ったガトーショコラ。濃厚でボリューミーなのに、ぺろりと食べられる美味しさ!)、「Gustave Eiffel Cheese Cake」(ギュスターヴ エッフェル チーズケーキ、びっっっっくりするほど美味しくて感動したチーズケーキ)。
猫が大好きなジャンナッツさん。
ブランドのロゴマークの猫は、彼の愛猫「サム」と「ボウ」。
サロンドテの至る所に猫のモチーフが散りばめられています。
”船旅”をイメージして作られた内装とあいまって、猫たちと旅している気分!
今でこそ空前の猫ブームですが、ジャンナッツ創業当時は
「”猫好き”をアピールする」=「もんのすんごい紳士」
ということだったらしいです。
だからこそ、当時に猫をモチーフにしたことはすごく勇気のある行為だったのだとか。
ゲストスピーカーには、ベジットさんのご友人でもあるクリスティーヌ・ジャナンさんが登場。
女性で初めてエベレストに登頂したアルピニストである前に、彼女はドクター。
がんを持った子供たちや、乳がん患者への支援もしているのです。
さらには一人で北極圏を62日間かけて探検した経験もお持ちだそう。
強く逞しい女性を象徴する経歴の持ち主なのですが、とっても小柄で、笑顔がチャーミングなお方。
年上で偉大なお方にチャーミング、と表現するのも失礼な話ですけど…
いやほんとに見ているこちらが幸せになるくらい、笑顔がかわいらしくて素敵なんです。
「山を登るのに何が必要かって、”登れる””絶対にできる”って信じることよ」
「誰かのために行動するのが、自分の幸せ。幸せを感じることで、また誰かを助けたいと思うようになるの。」
「毎日、どんな小さなことでも4つの幸せを見つけると、健康にもいいのよ。これはドクターとしても約束するわ!」
「幸せを感じることは、何にでも勝るパワーがあるの」
ハッピーオーラがある人のお話は、聞いているだけで幸せになれる!!
ジャンナッツは売上だけにこだわっているのではなく、ブランドとしてメッセージを届けていくことを重要としているのだそう。
「ジャンナッツは、ただ紅茶を提供するだけのブランドではなく、お客様に幸せなスピリットを持っていただくことを一番大切にしているんです」
ベジットさんのお言葉にもあるように、とっても幸せな気分で胸がいっぱいになった時間でした。
◆Janat(ジャンナッツ)
http://www.janat.co.jp/
◆My Little Box(マイリトルボックス)
http://www.mylittlebox.jp/