今日は2024年7月2日。
2022年7月5日から始まったこの連載も、早いもので丸2年を迎える。
我が家の猫たちだけを題材に、よくまぁネタが尽きずこられたものだと手前味噌ながら感心する。
彼らは日々何かしらやらかしてくれるので、げんなりすると同時に、これはコラムに書けるのでは……!?
と、ネタ提供ありがとうと思う気持ちも半分くらいあったりもする。これがいわゆる職業病というやつか。
彼らがいるから成り立っているこの連載、ふたりを迎えたからこそ企画が持ち上がり、今では自分のこともときどき書かせてもらったり。
本当に色々な縁で今があるのだとしみじみ思う。
彼らを迎えた日の場景と気持ちは2年経った今も昨日のことのように覚えている。
初めて迎える子猫への喜びと不安、必死だった数か月、どれもが鮮明に思い出せる。
当時の気持ちを改めて思い出し、うちの子になってくれてありがとうと、感謝と愛おしさを噛みしめている。
もしも、引き取ったのがどちらかひとりだったらと時々想像してみる。
多頭飼いをするつもりは本当になかったし、元々黒猫希望だった。
だからふたり同時というのは想定外だったし、なかなかに勇気のいる決断だった。
今では、そんな逡巡なんてバカらしかったと思うくらい、ふたりがいる生活が当たり前。
どちらが欠けてもこの愉快で幸せな生活はありえない。
毎日笑いと癒しを与えてくれるふたりに返せるものは、下僕としてせっせとかしずくこと以外にない。
安眠を妨害されても、粗相をされても、イタズラをされても、喜んでお世話するのみ。
一見、どうということのない代り映えのしない日々だけれど、彼らがいる、それだけでスペシャルな毎日。
またこの先の1年ネタに困らないよう、母が耐えられる程度の事件を起こしてくれたらなおヨシ。
ふたりの日常を楽しんでご覧くださる読者の方にも感謝を込めて。引き続きご愛読のほどを。
To be contimew.