花を飾るのが好きである。
できるならば欠かさず飾りたい。365日、切らすことなく。
過去、歴代の我が子たちは、特段花に興味を持たなかった。
イタズラなんてしなかった。
だから安心して飾っていたし、猫も花も共存できた。
が。
トムジェリは別である。
ちょっと目を離すと瞬殺だ。
大きくなって落ち着いたらやらなくなるだろう…
小さい頃は、そう思っていたが、甘かった。
彼らは永遠のお子さま、そして花を愛でるなどという風流心は持ち合わせていなかった。
今では飾れる場所はトイレのみ。
そのトイレですら、うっかり侵入されたらもうアウト。
避難させていた花ですらズタボロにされる始末。
猫飼いでも花を楽しんでいるお宅がうらやましい。本当にうらやましい。
こればっかりは猫の性格の問題で、どうにもできないものだろうか。
もう少し年を取ったら興味を持たなくなるのだろうか。
あれこれ試行錯誤してみたけれど、どれもこれといった対策にはなっていない。
ひたすらトムジェリが立ち入れない場所に飾るのみだ。
本当なら、リビングやダイニング、玄関や寝室…
飾れるところにはあちこち置きたい。
それが理想である。
理想と現実はほど遠い。
花屋に行っては、
アレとコレを組合せて…ベースはアレにして…
などと妄想を繰り広げるが、ほぼ妄想止まり。
ステキな花たちを横目に手ぶらで帰路につく。
欠かさず飾っていた日々は遠い昔。
猫らが花に興味を持たなくなる妙案があれば…!!
そんな情報をお持ちの方がいらしたら、是非ともご一報いただきたい。
主的にわりかし切実な話。
To be contimew.