CheRish Brun.が、映画、音楽、本、演劇、アートなどカルチャー・エンタメにまつわるニュースをピックアップし、不定期でお届けします。
本日は「ていねいな暮らし」をテーマにピックアップした7冊の新刊書籍をご紹介します。
暮らしをイメージするための3冊
「こんな暮らしがしたい」とイメージし、思いを馳せることは楽しい時間です。イメージできると自然に暮らしの仕草がていねいになってきたり、良い効果が生まれると思いませんか?
『すっきり暮らすためのもの選びのコツ』 柳沢小実

人気エッセイスト兼整理収納アドバイザーの柳沢小実さんの最新刊『すっきり暮らすためのもの選びのコツ』のテーマは「もの選び」。
コロナ禍で家で過ごす時間が多くなった今、暮らしの質を底上げしたいと思っている方は多いのでは。

『すっきり暮らすためのもの選びのコツ』ではキッチンで活躍する10年選手のフライパン・鍋や、ごはん作りのモチベーションを高めてくれるうつわなど、もの選びに定評のある柳沢小実さんが厳選したすっきり暮らすための日用品を大紹介。
自分のスタイルに合ったもの選びのヒントが見つかります。
『大人の片づけ できることだけやればいい』 一田憲子

人気編集ライター・一田憲子さんの最新刊『大人の片づけ できることだけやればいい』。
出したものを元に戻したり、引き出しの中をこまごま整理するのも苦手。そんな面倒くさがりで三日坊主の性格を認め、「そろそろもういいかな……?」と手元にあるものをもう一度見つめ直すのがテーマの1冊です。

一田憲子さんがさまざまなお宅を訪問し、取材でお話をうかがってきたからこそたどり着いた、「できることだけやる」と決めた気ままな整理術を紹介。
整理収納アドバイザー・Emiさんに教えてもらった、「今さらですが、片づけってなんですか?」、「クローゼット見直し大作戦」のコラムも必見です。
『和えもの 春夏秋冬』 ワタナベマキ

人気料理家ワタナベマキさんが作る、「簡単」「目新しさ」が魅力の和えものレシピ集『和えもの 春夏秋冬』。ワタナベマキさんが毎シーズンごとに、必ず作る和えもの約70品を紹介。
春夏秋冬の訪れとともに、店頭に並びはじめる旬の食材。
春は新玉ネギや新じゃが、グリーンピースやタケノコ、夏はトマトやキュウリ、ナス、トウモロコシ、秋はキノコ類やサツマイモや里芋などのイモ類、そして冬には大根や白菜、ゆり根やホウレン草…。

主菜としてはもちろん、副菜として献立にもう一品!というときにも、そして酒のつまみにも。家で過ごすことが増えた今だからこそ、季節の移り変わりを食卓に。
春夏秋冬の定番にしたい、シンプルで食卓映えするレシピは忙しい生活の一助にもぴったりな一冊です。
買えるものこそ作ってみたい4冊
お菓子もパンも自分で作るよりも買った方が楽だし美味しい。でも、時々作ってみたいな……と思うことありませんか?
『ストウブでパンを焼く』 池田 愛実

10月5日に発売される『ストウブでパンを焼く』。
ストウブは熱伝導・保温性に優れ、食材をふっくら美味しく仕上げる鋳物ホーロー鍋。ストウブに入れてふたをして、オーブンで焼くことで、鍋の中でパン自体の持つ水分が蒸気となり、クープが気持ちよく開いて中はしっとり。味もよく、見た目もかっこいいパンを焼くことができます。

ストウブは型としても優秀で、火のあたりが均一。牛乳やバターを配合した牛乳パンなどもしっとり仕上がり、見た目もかわいらしく、そのまま食卓にのせても映えます。
レシピは一般的なラウンド型18、20、22センチに対応し、浅いソテーパンのブレイザーで作るシナモンロールや、10センチのミニココットのイングリッシュマフィンやハンバーガーバンズなども掲載。
ストウブで焼くパン作りの決定版になる一冊です。
『55分で焼きたてパン』 沼津りえ

完成までたった55分!粉100gの食べきり量のレシピ集『55分で焼きたてパン』。極狭キッチンでも、おいしいパンが焼けちゃいます。
パンはやっぱり焼きたてが格別。でも手作りするとなるとあれやこれや大変そうで……いえいえ、この本で紹介する方法なら驚きの手軽さでパンが焼けるんです。これまで面倒だからとパン作りを避けてきたひとにも、ぜひ試してみてほしいレシピです。
生地はポリ袋でこねるから粉が飛び散らず、手も汚れないから後片づけも圧倒的にラク。計量2分→こね3分→分割・丸め5分→発酵35分→焼き10分のトータル55分で完成!

この本で紹介されているパンはどれもフライパン1つで焼けます。フライパンのサイズは、ちぎりパンとはさみパンは直径14㎝、そのほかは直径20㎝のものを主に使用。特別な道具は使いません。
基本の55分パンの食べ方アイデアや、まぜ込み&具入りアレンジも充実。さらに時短な、発酵なし「クイック25分パン」も紹介されています。
『大人のチーズケーキとチーズのお菓子』 石橋かおり

大人こそチーズケーキを!チーズケーキレシピのカリスマ石橋かおりさんが提案する新作レシピ本『大人のチーズケーキとチーズのお菓子』。石橋かおりさんのチーズケーキレシピ15冊めのテーマは「大人」。
50代となった石橋かおりさん。周囲に美容や健康が気になってスイーツは控えている、という声を多く聞くようになったそうです。それでは私のチーズケーキを食べてもらえない!と、石橋かおりさんは悩みました。でも「大人こそチーズケーキを食べてほしい!」と試作を重ね、41点のレシピを考案。

チーズケーキは、ニューヨーク、バスク、オールドファッション、テリーヌ、スフレ、ベイクドレア、レアの7種類。チーズケーキは型3つで作れるレシピ。それぞれのレシピの作り方もシンプルなので、毎日いろいろなレシピを気軽にトライできます。
大人ならずとも一生使えるチーズケーキのレシピ集になりそうです。
『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』 鈴木文

最後にご紹介する本は、新刊ではありませんが、「料理レシピ本大賞 in Japan 2021」お菓子部門において準大賞を受賞した鈴木文さんの『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』です。
おうちにいながらおやつ旅行へ出かけられる新感覚のレシピブックで、累計発行部数1万部を突破。
アジア・中東・アフリカ・アメリカ・ヨーロッパなど…世界各国に伝わるおやつ100品を、おうちで作れるレシピとともに紹介。

鈴木文さんは、50カ国以上を旅しながら世界のお菓子500種類以上を学んだ“旅するパティシエ”。お馴染みのおやつから一風変わったおやつまで、見て、作って楽しめる1冊です。