時々、むくむくと湧き上がる“お菓子を作りたい熱”。美味しいのはもちろん、できればおしゃれで映えるものを作りたい……。
そんな希望を叶えてくれるのが、料理研究家 内田真美さんが2月27日にアノニマ・スタジオから発売された『私の家庭菓子』。思わず「作ってみたい!」と思う、数々のお菓子が紹介されています。
『私の家庭菓子』
アノニマ・スタジオより
料理家・内田真美さんの、ずっと作り続けているお菓子のレシピ集。春夏秋冬、その季節に作りたいお菓子、各地に伝わる伝統菓子、20年以上作り続ける定番菓子など厳選41品。お食事にもなるセイボリーのメニューもおすすめです。美しい写真とともに楽しめる一冊。
今回は『私の家庭菓子』で、春のお菓子として紹介されている、いちごとホワイトチョコレートバニラシャンティイとカスタードプディングを実際に作ってみました。
いちごとホワイトチョコレートバニラシャンティイ
『私の家庭菓子』を手に取った時、一番最初に“作ってみたい!”と思ったのが、いちごとホワイトチョコレートバニラシャンティイ。いちごの目覚めるような赤に、優しいクリーム色のシャンティイ・クレームに、心がときめいてしまいました。
いつも行くスーパーで、40%OFFになっているいちごが2パック。そして、生クリームまでもが30%OFFになっているという素晴らしいタイミング。
まるで私に、「今が作る時だよ!」と合図を送っているかのよう。
食べた瞬間、思わず飛び上がってしまうほどの美味しさ。なんとなく、いちごは“そのまま食べるのが一番”と思っていた私には、衝撃の美味しさでした。
そして、ホワイトチョコレート入りのシャンティイ・クレームの芳醇でまろやかな味わいに、完全にノックアウト。ホワイトクリーム入りのシャンティイ・クレームだからこそ、引き立てられるいちごのマリネ。シンプルなホイップクリームでは、この味わいは出せないと確信。
シンプルなのに、こんなにステキな佇まい。いちごが美味しい季節の、定番おやつに仲間入りです。
定番のカスタードプディング
次に作りたいと思ったのは、。私も夫も大好きなスイーツの1つカスタードプディングです。
材料は全部揃っている。今日は時間もある。「さぁ、今だ!」と、とある火曜日起きた瞬間に内田真美さんのカスタードプディングを作ろう!と思いました。
「最初にプリンを作った人って天才よね……。なんで、こんなにも美味しいものを発明したんだろう」と、心の中で呟きながら、1つ1つの工程を楽しみました。
お菓子のレシピ本を見て、容器や型がないから作れない……と思ってしまう方が、意外に多いそうですが、ご自宅にある耐熱容器であればガラスでも陶器でも代用できます。
今回、私は耐熱ガラス容器使いましたが、蓋もついているし、四角いので冷蔵庫で冷やしている時も、収まりが良くて非常に便利でした。
「早く食べたい!!」というワクワクの待ち時間から、解放されるのは、もちろん、優しい真っ黄色なカスタードプディングを口に運んだ瞬間。
それはそれは至福の時です。
我が家では、“とにかくたっぷり食べたい!”と言う思いから、型から好きなだけをスプーンでお皿にとって食べる方法を採用(笑)。とっても贅沢な食べ方です。
夫は、「一人で全部食べたい!」言うほど喜んでくれました。みんなを笑顔にするスイーツって最強!
何を作りますか?
『私の家庭菓子』では、41品のお菓子のレシピが紹介されています。写真を見ていると、「作ってみたい!」「食べてみたい!」と思うものがいくつもあるはず。
その「作ってみたい!」「食べてみたい!」と思ったものを、ぜひ作ってみてください。
ちなみに、私が次に作ろうと思っているのは、スコーンです。