いよいよ樹々の緑も茂ってきて、自然はいつの間にか夏に向かっています。
バラを堪能できる季節かしら?と思っていたら、そろそろ紫陽花の便りも聞こえてきましたね。
今月はガラスの花器を使ったアレンジです。
6月ともなれば衣替えですね。
お洋服と同じで、花器も夏らしいガラスのものが多く出回りはじめます。
お水が取り替えやすく、形はシンプル、そして安定感のあるガラスの花器はシーズン問わず重宝するので、最低1つは持っていると便利です。
どんなお花たちでも、受け入れてくれ、場所を選ばない利点もあります。
こんな花器に出会ったら、お家に連れて帰ることをオススメします!
先月も使ったベルテッセン、そしてねじり草、潅木のディアボロ・・・とお庭に咲いたものとガラスの花器に一緒に活けてみました。
ディアボロとは茶色、または紫系の色合いのシックな枝ものです。
可愛らしい手毬のようなお花をつけることから、別名がアメリカ手毬シモツケと言われています。
前回はいろんなテクスチャー、質感が入っていることをご提案しましたが、今回は様々な形状のお花をミックスすることをご提案。
長細いもの、まあるいもの・・・いろんなものが一緒にいること、そして、お庭に、ベランダにお花が咲いて、それを一本でも愉しめるのは、とてもうれしいことです。
この季節の爽やかな風をお部屋に連れてきてくれますよ。
お花を飾ったら、新鮮なお水をたっぷりあげましょう。気温が上がっているので、いつもより多めにあげるのがポイントです。
きっとお花は応えてくれますよ。
お家の中にお花を運びましょう♪
リフレッシュしてすてきな毎日でありますように!
今回の五本のお花
*クレマチス ベル鉄線
*ねじり草
*ディアボロ(アメリカテマリシモツケ)
*トルコキキョウ
*スプレーマム(菊)
Living With Flower
先日、初夏のwreath :梅花うつぎとムシカリ(オオカメノキ)を活ける機会がありました。
その写真をFacebookPageに掲載したら、「梅花空木を懐かしい」と、学生時代を思い出してコメントを書いてくださる方がいました。
そこに私も
「(バイカウツギは)
わたしの中では、梅雨の雨の中、学園の濃い緑のなかで白い花と明るい葉の色に眼を奪われたり。
梅雨の雨のにおいや晴れ間の日差しの中で咲く白い花に、夏の到来を感じたり。」
とコメントを返しました。
懐かしい記憶を思い出させてくれるお花。
同じ空間・時間を過ごしていなくても、このように見て下さっている方がいて、懐かしさを共感できたことをとても光栄に思いました。
そして、お花の素敵な力を感じます。
初夏到来を感じる今日この頃です。
お知らせ
松屋銀座「小林亮子のフラワーアレンジメント 1日特別講座」
教え方に定評のある講師が、厳選された花々を使い、日常の生活に潤いと癒しを与えるアレンジメントを伝授いたします。
気持ちをリフレッシュできる季節の花々を、素敵な花器にアレンジして見ませんか?
日時:6月25日(月曜)午後2時から4時
会場:マイスペース銀座 マロニエ通り店
お持ち物:花ばさみ・筆記用具
*受講料の中に花材費と花器代・お茶代が含まれています
お申し込み・お問い合わせ 0120-001-550 (午前10時から午後8時まで)
小冊子:松屋友の会「Positive 6月号」掲載
http://ryoko-kobayashi.jp/lesson.html
他のレッスンのご案内
*F.L.ライトの建物で花を活ける「Décoration Florale―デコラシオンフローラル【芸術文化】
*“花”ある暮らし「亮子さんのフラワーレッスン」
詳細:https://ryoko-kobayashi.jp/lesson.html